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シロアリと地震の傷跡と地震兵器? [地震]


皆さん、こんにちは。

タイトルをシロアリと地震なんて書きましたが、今日の写真
地震による床下の傷跡とでもいったらいいでしょうか。 
このような床下状況でシロアリにやられてしまうと、土台の強度が
一挙に落ちてしまうので怖いなあと思いました。

さっそくですが、最近しばらくぶりにアフターにお邪魔した家の
床下を見てくださいね。 
ちょっと、いえ、かなり怖いかも。

基礎の上の土台が右側にズレているのがわかりますか?
 
H20,9,A 006.jpg

アップです。 柱の下部が見えますね。 これは通し柱です。
もう一度地震が起こって・・・もし土台が基礎からはずれたら当然、
柱も下へ・・・と思うと怖いですね。
 
H20,9,A 008.jpg

更にアップ。 
基礎の幅の半分近くまで土台がズレています。
 
H20,9,A 007.jpg

 ここも同じ。 土台が基礎からズレていますね。
 
H20,9,A 010.jpg

 やっぱり柱の下部が見えますがこれも通し柱です。
 
H20,9,A 011.jpg

 これは基礎のひび割れ。
 
H20,9,A 013.jpg

 同じくひび割れです。
 
H20,9,A 014.jpg

 これは土台のズレ。
 
H20,9,A 015.jpg

皆さん、これらの写真を見てどう思われましたか?

もし、もう一度地震が来て土台が完全に基礎から外れたら・・・
当然、通し柱も下がってしまうことが予想されます。 
すると、家屋の倒壊までは至らないとしても家屋そのものが激しく
変形してしまうことは充分予想されます。 

また、このような状態下で運悪くシロアリが侵入して土台を
(部分的にでも)食べてしまい強度が落ちると・・とくに通し柱付近の
土台・・・同じように家屋が傾くことはありえるという気がします。


さあ困った。
技術的には充分修正はできると思います。 
というのは、以前別の似たようなケースで専門家の人に聞いたら
可能だと言っていました。 問題は費用です。 相当の出費を覚悟
しなくてはならないからです。

そして、土台がズレた、と書きましたが後でよく考えてみたらどうも
「動いた」のは土台ではなく、基礎のほうらしいことがわかりました。    
さあどうしよう? 
私に出来るのは特に荷重のかかる部分・・・通し柱の下を補強する
ことくらいです。 あとは専門家と相談。 
それまでどうか地震が再発しませんように。

ところで、とんでもない話を知りました。 
あるサイトで偶然知ったのですが、新潟地震は故意に起こされた
かもしれないというのです。 

http://jp.youtube.com/watch?v=CjMr7YCpvhs&NR=1

http://jp.youtube.com/watch?v=rceB1cBpJO0&feature=related


地震兵器? そんなの一体あるんでしょうか?
あるとしたら誰が?何のために?
皆さんはどう思われますか? にわかには信じがたい話ですが・・・。

それでは皆さん、ごきげんよう。

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シロアリ豆知識~シロアリと地震 [地震]


皆さん、こんにちは。

新潟県では近年地震が頻発しています。
皆さんの地方ではどうですか? 最近も少し揺れたらしいですが
私は気づきませんでした。 

うまく言えませんが究極の地震対策って「逃げる」ことだと私は
思っています。 いろんな耐震技術がさかんに発表されていますが
所詮は自然が相手です。 自然をコントロールできるって思うこと
自体が人間の驕りかもしれません。

・・・とは言っても実際問題できるだけの対策はしておいたほうが
いいに決まっていますね。 

そこで今日は「シロアリと地震」ということで書いてみます。
というのは、このことは意外と知られていないのではと思うからです。
 
まず、下の図をみてくださいね。
   
          IMG_0002.jpg

これは神戸市東灘区での調査結果(日本建築学会近畿支部編。
兵庫県南部地震木造建築物の被害)です。
 
簡単にいうと倒壊した住宅の80%がシロアリ・腐朽による被害を
受けていた。 被害が認められなかった住宅の倒壊率は40%未満。 
つまり、シロアリ・腐朽をほっておくと地震がきたときヤバいということ
ですね。

次の図をみてください。
これは在来工法住宅のいろいろな劣化の発生率を年数によって
示したもの。 十年過ぎると「雨漏り・結露・カビ」を圧倒して
「虫害」がすごいことがわかります。

         IMG_0001.jpg

 
この「虫害」を更に詳しくみてみたのが下図です。
建築後すぐにはキクイムシ類の被害が多いのですが
十年後以降はシロアリによる被害が圧倒的です。

        IMG_0002.jpg

つまり、在来工法の住宅に最も損傷を与えるもの・・・
それがシロアリということです。 シロアリにも湿った木材を好むもの
もいれば乾いた木材を好む種(乾材シロアリ)など種によって特徴が
あります。

で、この4枚の図からいえることは「シロアリ被害と地震の倒壊」との
間には明らかに関連性があるということです。
 
かなり大まかな説明ですが概要だけでもわかっていただければと
思います。 
兵庫県警の発表ではこの阪神・淡路大地震で亡くなられた人の
80%以上が住宅の倒壊による圧死とされています。 
人を守るはずの住宅が人命を奪ってしまったのです。

以上は住宅の構造と古さから大雑把に書いてみただけで、
他の要因・・・断層からの距離・地盤の種類等は除外していますので、
あくまで参考ということでお考えくださいね。

4年前の地震の後にお客様から耐震について相談を受けました。 
それで大急ぎで現在の耐震技術について調べた事があります。 
耐震関係の団体から資料も送っていただきました。 

その結果・・ホンネを言えばこの耐震工事は金になる、と思いました。 
(いやな性格ですね、私は)。 
でもボランティアで小千谷市などにお邪魔して現地をみると、
いろんな矛盾点が見えてきました。 
 
それになによりも地盤の問題が抜けていると思いました。 

つまり、どんなに頑丈な家をつくってもその家が建っている地盤が
悪ければ無意味に思えてきました。 だって傾いてしまったら躯体自体
が損傷を受けなくても住めませんものね。 
結局、耐震工事は・・・地盤まで責任がもてないから・・私はしてません。

地震で一番困る人は寝たきりのおじいちゃん、おばあちゃんです。 
それに子どもたち。 
まあ出来るだけの対策をこうじたらあとは「室内に逃げ道を確保して
おく」ことが重要だと個人的には思います。

今日はたまたま地震関係の本を調べていたので簡単ですが書いて
みました。 かなり面白くなかったと思います。 
最後まで読んでいただいた皆さん、ご苦労様でした。 
 
シロアリ屋としていえることは・・・
十年経ったら住宅のシロアリに注意しましょうね、ということかしら。
 
皆さんの参考になれば幸いです。

それでは、ごきげんよう。

 その他 028.jpg
 (みーこは地震が来たらどーしょうかニャア・・・)



(4月~6月は羽アリに注意してね)
(もっと詳細を知りたかったら私のホームページを参考に
してくださいね。全然更新していませんが・・・。
http://www.niigata-boucyu.com/ ) 
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地震とシロアリと腐朽について。 [地震]


皆さん、こんにちは。

新潟県人である私はこれまで大きな地震を3回経験しました。 
中学生の頃に一度、そして近年は二度です。 幸い自宅が倒壊と
いう被害にはならなかったのですが、幸運だったと思います。 

そして、私の経験からしかいえませんが地震についての私の感想を
書いてみたいと思います。 かなり主観的な内容になりますがそこは
大目にみてくださいね。

まず中学生の頃の経験。 ちょうど数学の授業中でした。 
グラッときたとき先生の指示で一斉に机の下に潜りました。 
しかし数十秒後に再び今度はもっと大きな揺れが・・・・さすがに机の
下だけでは危険だというので今度はみんなで窓から外へ飛び出しました。 
外はすぐ裏山になっていましたのでみんなで山へ避難。 
可愛そうに窓側の席の机の教科書はみんなの足に踏まれてぼろぼろ。

家へ帰る途中に新潟市内の方向を見ると真っ黒なけむりが空高く・・・
なんとも複雑というか不安というか・・・もっと正確にそのときの感情を
思い起こしてみると・・・不快感だったと思います。 
不愉快だったのです。 何が? 
地面が揺れる、ということが、です。 

文明なんてどんなに発達しても、どんなに科学技術が進んでも、
どんな芸術でも・・・とにかく人間の今まで積み上げてきた全ての営為でも
「地面が揺れる」というそれだけで一挙に無価値に思えて・・・
というか思い知らされたというか、とにかく私はすごく不愉快でした。 
その不快さの感情だけは覚えています。 

それは低い床下で作業中に出てこれなくなったときの一種のパニック的な
不快さに似ているようです。 圧倒的な力の前で自分の無力さを徹底的に
思い知らされるというか、自然の圧倒的な力にレイプされるというか、
それでもどうにも出来ない不快感というか・・・
とにかく不快、不愉快な感情です。

ああ、いきなり脱線しまくりですね。 住宅と地震について書くつもりだった
のに。 
たとえば地震の後で、大手ハウスメーカーが「在来工法の家はほとんど
倒壊しても当社の住宅は地震にも関わらず大丈夫でした。」と宣伝していた
のを見たことがあります。 
そのとき私はこれはフェアじゃないなあと思いました。

勿論、大手ハウスメーカーだからそれなりに耐震研究の上に設計施工
したのでしょう。 しかし、数の上では圧倒的に在来工法、それも古い
在来工法の家と、とても少なくてしかも新しい家では勝負にならない
のが当然です。 もし、その辺一体がそのハウスメーカーの、しかも古い
年数の住宅だったらどうでしょうか? 

それから私自身、地震で思い知らされたことは「どんなに家自体が頑丈に
作られていても地面が傾けば無意味」だということです。 
だって躯体が無傷でも傾いた家には住めませんからね。 
私の街の山際に温泉街がありますが、これらの人は地震には自信を
もっているようです。 理由は地盤が岩盤だからです。 たしかに岩盤の
うえの住宅は被害がまったくといってよいほどないのです。

数年前に「耐震工事がこれから大きなビジネスになるから今がチャンス」的な
DMを貰ったことがあります。 資料請求していろいろ調べましたが、結局私は
「耐震工事」をする気にはなれませんでした。 
たしかにビジネスチャンスなんでしょう。 

しかし、いくら住宅そのものの耐震性能を向上させても同時に地盤を
なんとかしない限り片手落ちの気がしてならなかったからです。 
これは私の偏見かもしれません。 それでも何もしないよりは耐震工事は
した方がいいという考え方もあるからです。

それから3年前の地震のとき、私のお客様からずいぶん「瓦屋根は重い
からもっと軽い素材に変えたほうがいいかしら?」という相談を受けました。 
それに対して私は、確かに耐震性を考えたら「軽い屋根」のほうがいいかも
しれない。 でも、「耐久性」を考えたらどうなんだろう?と思いました。 

新しい素材の屋根がいろいろ販売されているようですが「耐久性」に
ついては未知数のように思えます。 それに瓦屋根の被害の状況をみて
みるとどうも屋根の中央部分(グシ?というんですか)は確かにズレたり
破壊されている部分は多いようですが、それ以外は無傷の屋根が多い
ように見受けられたからです。
(これについては、たいせい様の最新のブログに詳しく説明がされていて、
やっぱりと思いました。 興味のある方はぜひご一読を。下記のブログです。 
私はとても参考になりました。)

http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei

雪の積もる新潟県では「軽い屋根」はもつのかなあ?という疑問もありました。 
昔、大工さんに関東の屋根は軽くてもいいが雪国は無理という話を聞いた
ことがあります。 これについては私は判断できませんが。 

また今度は「床下から」考えてみると・・・土台がシロアリや腐朽で弱っている
のを見ると、もしここに大きな「外力」が加わったら危ないなあ、と思わせられる
住宅はけっこう多いような気がします。 
とくに土台と基礎を連結させるアンカーボルトが緩んでグサグサになっている
家は珍しくないのです。 これは土台が「痩せる=収縮」ためだと大工さんは
いいますが。 アンカーボルト自体が錆びてボロボロの家もあります。 

また、在来工法は決して地震に弱いとはいえないという大工さんもいます。 
昔の床下が「吹き抜け」で基礎のない家は束石がちょうど「漬物石」みたいに
楕円形をしていました。 この漬物石のような束石が地震の力を吸収して
いるんだ、ということらしいです。 

(ついでにこの漬物石のような束石が、一種の「シロアリ返し」の役目も果たして
いるように私には思えます。 昔の人がそこまで計算していたのかは不明ですが。 
つまり、シロアリが地中から束石に蟻道をつくって登ってくるときにシロアリに
とっては仰向けにならざるを得ないわけで、そのポーズは他の昆虫からは
無防備にちかく危険な態勢だからです。)

つまり、「基礎にアンカーボルトをつなげてガッチリさせる」のとは正反対の
考え方です。 束石が揺れる→土台も揺れる→家も全体が揺れる、
そうして「地震の外力を吸収する柔構造」とでもいったらいいのでしょうか? 
五重塔なんかと似た考え方みたいですが、どうなんでしょう? 
そのほうの専門家の意見をお聞きしたいものです。 

だいぶ話が漠然としてまとまりがなくなってしまったようです。 
シロアリ屋としては、やっぱり家の「足回り」である土台がシロアリと腐朽で
弱くなることは、地震に対してはかなり危険という印象をもっています。 
数値的な実証はできませんが、できるだけ「風通し」を良くして「シロアリ」と
「腐朽」から土台を守るという意識は必要だと思います。 
地震対策のうえからだけではなく、それは家の耐久性を向上させるうえでも
大きなポイントだと思います。 

すっかり個人的な「印象」ばかりの内容になってしまいました。 
あまり皆さんの参考にはならなかったかもしれませんね。 
逆に皆さんの経験などを教えていただきたいと思っています。

それでは皆さん、ごきげんよう。


2007年7月21日、柏崎、気温29度、雨後曇り [地震]

 写真を撮るのも申し訳ないような気がして・・・途中で止めました。

 


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2007年7月19日、柏崎、気温、32度、晴れ [地震]

市内は戦場のように騒然としています。 道路はいたるところズタズタです。 公園は陥没しています。

空の明るさと、その下の風景との落差が・・・・。 

でも、市民は頑張っています。 ボランティアの皆さんも自衛隊の皆さんも。

コメントしようにもできません。 頑張りましょう! 頑張ってね!


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あっつ!地震だ! [地震]

 皆さん、こんにちは。

 今日の午前10時頃、私達の地方で地震がありました。 ホームセンターの駐車場で車の中にいたときでした。 はじめ、車がかすかに揺れるので風のせいかなあ?と思いました。 でも、外を見てもそんな強風が吹いている気配はありません。 と、次の瞬間、激しく車が揺さぶられました。 外の広告塔や電柱が激しく揺れているのが見えました。 

 3年前にも新潟県には大地震がありました。 今回の地震は、感覚としてはそれに負けないくらいの揺れだったと思います。 その年は大水もあり、さんざんな年でした。 こんなに早く地震が再発するとは思ってもいませんでした。 

  で、やっぱり自然相手ではいくら地震予知なんていっても無理なんだとつくづく思います。 それに携帯電話もほとんどつながらず、これもまたいざというときには役に立たないんだ、と正直思いました。 

 前回の地震のときも思いましたが、家は多少、不恰好でも、新設備が付いていなくても、とにかく頑丈であることが何より重要なんだと思いました。 水害のときは、車はデザインよりも車高が高く、とにかくエンジンと足回りが頑丈であることが大事だと思いました。 家も車も、見た目の格好よさよりも「基本性能」がとにかく一番大事だと思います。

 ・・・・なんてことを考えてしまいました。 ちなみに私は新潟県中越地方に住んでいますが、前回も今回もたいした被害は受けていません。 被害を受けた皆さん、頑張りましょう! もし、私にできることがあったら遠慮なく連絡してくださいね。

 それでは皆さん、ごきげんよう。 

 追伸、 柏崎の原発がとても気になります。 火災が起きているのに何故消防車の姿が見えなかったのでしょう? そのご鎮火したとニュースでは言っていましたが、もし放射能が漏れていれば新潟県は全滅でしょうね。 地震よりもそっちが怖い一日でした。 

    


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最良の地震対策は? [地震]

 皆さん、こんにちは。 

 今、能登半島が地震で大変な状況ですが、私たち新潟県民も1964年の「新潟地震」と2005年の「中越地震」の2回の地震を経験しました。 私自身は新潟地震のときは学生で、揺れがはじまったとき、みんないっせいに机の下に隠れた記憶があります。 また、中越地震のときは夕方で、お客様の玄関前にいて「町中が音を出して鳴った」記憶が鮮明です。 

 地面が揺れるのは不愉快なものです。 「心の奥まで揺れて」しまいます。 ダリだったかのシュールレアリズムの絵画で、城が空中に浮かんでいる絵がありますが、あんな絵を見たときのような「不安定な気分」になります。 それでなくても不安定な自我がこれでもか、という感じで揺さぶられてしまいます。 人間の根源的な不安が一挙に自分の内部から噴出してくるような・・・というか。 脱線しました。

 最良な地震対策とは何でしょうか? 例によって、偏見一杯の私の考えを書いてみます。 中越地震の一ヵ月後くらいから、私のお客様から何件か問い合わせがありました。

お客様A「新聞の折込で、耐震調査を無料でやってくれるという広告があったので、その業者に調査してもらったら、「最悪」という結果が出ました。 どうしたらいいでしょうか?」

私 「その業者はなんていう会社ですか? それから耐震費用の見積もりは出してもらいましたか?」

お客様A[ええ、見積もり金額は約150万円です。 その業者はシロアリ消毒が本業の○○社です。」

私 「私のほうでも現在の耐震技術について調べてみますね。 ちょっと時間をください。 耐震工事するかしないかはそれまで待ってください。」

お客様B「大手ハウスメーカーで建てて15年くらいですが、うちらの一体は地盤が砂地なので、流動化現象が起きないか心配です。 大丈夫でしょうか?」

私 「私のほうでも現在の耐震技術について調べてみますね。 ちょっと時間をください。」

 ・・・・というわけで、私は現在の耐震技術および耐震診断の信頼性について調べてみました。 実は、数年前に国土交通省認可の某団体から、耐震工事をビジネスとしてしないかというパンフレットがDMで送られてきていました。 結論をいうと加盟金約100万を出せば、加盟できるようになっています。 そして、その加盟金くらいは1~2件の受注があれば簡単に回収できるとも書いてあります。 

 そのDMは一見「公的」な雰囲気ですが、耐震器具を製造している会社のパンフレットも同封されていました。 「公的」団体らしいのに一企業のパンフレットも同封されていたことに、少し違和感を感じましたが、興味がないので、ほっておきました。

 そして、私なりに現在の耐震技術についていろいろ調べてみました。 結果、私の結論は「現在の耐震技術は、あんまり信頼できるレベルではないなあ。」でした。 詳しく書くときりがないので、要点だけズバリ書かせてもらうと、たとえばいろんな「耐震金具」が販売されています。 そして、そのそれぞれは、確かに、それなりの実験や測定で有効性が証明されているのかもしれません。 しかし、私には「重要な点」が抜け落ちているような気がしてならないのです。 

 「重要な点」とは「地盤の問題」です。 たとえば、優秀な「耐震金具と耐震工法」があったとして、それで家が破壊されるのを免れたとしても、もし地盤が凹んだりして、家が傾いたら無意味です。 「家そのもの」は大丈夫でも「傾いてしまった家」には実際、住めませんからね。 つまり、耐震工事とは「家」と「地盤」の両方を同時に工事できない限り、無理な気がするのです。 そして、現在の「耐震工事」は「家」だけの工事がほとんどです。 

 また、「中越地震」のときにボランティアで、小千谷市にお邪魔したときに、現地でいろんな声を聞きました。 あちこちの家の玄関に、赤い紙や黄色い紙が貼ってあります。 それは被害のレベルを色紙で表示している紙でした。 しかし、現地の人の声ではその診断について、不公平だとか、倒壊しそうで事実上住めないのに、なんで黄色紙なんだ、とか様々な不満も聞きました。 

 これは診断した市職員の方がどうのこうのいう以前に、「診断方法」がまだ確立していないせいではないかと思います。 ありていに言えば、急遽「耐震診断」の講習を受けた市職員が、その「付け焼刃」の知識で診断したケースもけっこうあったのではないか、と思います。 市職員の味方をするわけではないのですが、時間的にやむを得なかったような気もするのです。

 結局、私は先ほどのお客様に、こう言いました。「 もし、地震が怖くて仕方がなくて、それに150万円くらいの「耐震工事」の金額が負担でないなら「安心料」として工事してもいいんじゃないですか。 しかし、とにかく地震が起きたら「まず、真っ先に逃げること」が先決だと思います。」と。 

 つまり、最良の地震対策は「とにかく、逃げること」だと思います。 

 ここまで、お読みになって、「なんだあ、もっといい方法があるかと思って、読んだのに期待はずれだなあ。」と思われたらごめんなさい。 

 以下の文は、武谷三男氏の言から抜粋したものです。 武谷三男氏とは、湯川秀樹氏らとともに「中間子論」を研究した物理学者(故人)です。 私は氏のいうことに全面的に賛同しますが、皆さんはどう思いますか?  

 「現代の建築というものは、その強度やら構造というものを、なんでもコンピューターでやっている。 しかし、巨大なビルだろうがなんだろうが、地球という自然の上に建てているのだから、当然、自然のことも計算に入れなければならない。 しかし、地球に起こる地震などという複雑な現象は、コンピューターなどでは把握しきれるものではないのだ。 こうした原則的なことも忘れて、「耐震設計」と称して、なんでもコンピューターで設計し、これで大丈夫だといって建てる。 それで、実際に地震が起きて、ビルや高速道路が倒れたりするわけである。 コンピューターによる建築物の設計がまったくあてにならないことは、実は、ずいぶん昔からわかっていたことだ。」      BY・武谷三男 

 それでは皆さん、ごきげんよう。

 

 

 


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