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床下がコンクリートでも。 [シロアリとコンクリート]


皆さん、こんにちは。

久しぶりの更新ですみません。
また、メール相談をいただいた方にも丁寧なアドバイス
できなくてごめんなさい。

なんだか焦っていて、頭がうまく回転しなくて適切なアド
バイスになっていたかと後で気になっています。

忙しいのはいいけれど、忙し過ぎるのは精神衛生上よくない
ですね。これ以上、アホに磨きはかけたくないんですが・・。

えーと、更新しなくちゃと思ってはいましたが、正直言うと
適切なネタというか事例が思い浮かばないんです。

そこで最近の工事写真から思いつくままに簡単な解説をつけて
紹介することにします。こういうこともあるんだ、と参考に
なったら嬉しいです。

まずこれ。
RIMG8204.jpg RIMG8277.jpg
RIMG8277.jpg RIMG8279.jpg

床下がベタコンでも蟻道を作られた写真です。
一般的には床下が土壌じゃなくてコンクリ―トならシロアリ
には大丈夫でしょう?と思いますよね。
でも、必ずしもそうではないですよという事例です。

えーと、次も床下のコンクリート上に袋を放置しておいたら・・

RIMG8047.jpg

RIMG8049.jpg

RIMG8054.jpg 

意外ですよね。こういうこともあります。
また・・・

RIMG8043.jpg 

これはやはりコンクリート面い放置されていた木屑が食べ
られていた例です。

それから、これはシロアリとは関係ないけど・・

RIMG8223.jpg

RIMG8213.jpg 

断熱材を抑えるためのベニヤ板が落下している写真です。
合板って、年数が経つとこうなります。意外ですよね。
コンクリートだから湿気も大丈夫・・とは言えない事例
です。

これらの写真から読み取れる教訓は何だろう?
う~ん、何事も例外がある?過剰な自信と期待は禁物?
・・ということかしら?

人生、一寸先は闇・・というか、先のことは誰にもわから
ない、ということかしら?変わらないことなんて何もない。
変わるのが当たり前・・と思ったほうがいいかもしれませ
んね。家も人も・・。

最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか、皆様にいいことがありますように。
そして生きとし生けるものが幸せでありますように。



ジョーク

隣にグラマー美人が住んでいる若い男が
「汝、姦淫するなかれ」と「汝の隣人を愛せよ」のどちらを
守ればいいんだと苦しんでる



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気になること その4 [シロアリとコンクリート]


みなさん、こんにちは。

いきなりですが、こういうお客様がときどきいます。

  • うちは床下が土ではなくコンクリートだから
    シロアリの心配はないよ。湿気もないしね・・。

う~ん、たしかにそう思ってしまいますよね。
私も、もしシロアリ屋でなければきっとそう思うだろうな。

確かに床下が土壌の場合と比べると、コンクリートなら
シロアリも登ってくる確率は低いと思います。
でも、確率が低い=シロアリが登ってこない・・という
わけではないんです。

まずは写真を見て下さいね。
防湿コンクリートでもシロアリが侵入してきた例です。
011.jpg

013A.jpg

040.jpg

041.jpg

087.jpg

090.jpg

094.jpg 096.jpg

097.jpg 103.jpg

118.jpg

119.jpg

134.jpg

138.jpg

PB190035.jpg
(ここは台所の床下収納庫です。よく見ると蟻道がありました)

PB190036.jpg

022.jpg
(こういう小さな亀裂からシロアリは登ってきます)

087p.jpg
(コンクリートの床下でもカマドウマがけっこういるときがあります。
見かけよりも湿気があるからでしょうね)

ちょっと脱線します。下の写真は床下ではないです。
外回りの犬走りの隙間からシロアリが侵入した例です。
正直言うと、ここまであからさまに登ってきたシロアリには
私もびっくりしました。
001k.jpg

003k.jpg
(直射日光の当たる布基礎なのに堂々と蟻道を作って侵入する
なんて!ほんとにこの光景を見た時はショックでした)

004.jpg
(蟻道を壊したら元気なシロアリがうようよ・・う~ん、参った!
ほんとにシロアリの動きは読めないな・・と思いました)

031k.jpg

032k.jpg

034k.jpg
(薬剤を吹き付けたらボロボロとシロアリが落ちてきました)

特にクレームでこういうシーンを見つけると、うんざりして
しまいます。も~う、いい加減にしろよな!シロアリめ!
なんてしつっこいんだ!・・とか密かに毒づいてしまいます。

たぶん、そのとき私の顔は驚きと敗北感でピクピクと痙攣
しているような気がします(笑)
お客様の前では精一杯クールなフリをしていますが(笑)

ふだんは、シロアリも地球にとっては益虫なんですよ・・
なんて、したり顔で言っていても、クレームの現場を見ると
もう、こいつらは薬剤の大量投与で皆殺しにしてやるしか
駆除の方法はない!畜生!!このヤローめ!・・なんて、
瞬間的に思うのです。

あっ、ぁっ、メッキが剥げてきた・・ああ、恥ずかしい。
写真を見ていたら、つい駆除した時の感情が蘇ってきて
汚い言葉をつかってしまいました。ごめんなさい。

だから、冒頭の「うちは床下がコンクリートだから・・」なんて
台詞を聞くと、心のなかで・・
「あんたは甘ーい!甘過ぎるぞーおぉぉ!」と、思っちゃうん
ですよね。あっ、またメッキが・・あー、イライラしてきた(笑)

心のバランスが崩れてきたのでこのへんで終わります(笑)
よーするに、シロアリって、とんでもないしつっこい面がある
ことを知って頂きたかったのです。

最後までお付き合いいただいてありがとうございます。
少しでも参考になったら幸いです。
どうか皆様の心は平安でありますように。
そして、良いことがありますように。



ジョーク

ブロンド娘のメリールーは男の子三人とお外で
遊んでいる。お庭を走り回って鬼ごっこだ。
やがてメリールーはお庭の木に登った。

母親が大声でたしなめる;
「メリールー、木に登っちゃダメよ。男の子たちに
 パンティを見られてしまうでしょ。」 

言われたメリールーは笑いが止まらない。 
だって、パンティなんかはいてないもん。 
彼女の言い分もごもっともだ。




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防湿コンクリートとシロアリ [シロアリとコンクリート]


みなさん、こんにちは。

もう10月ですね。
空が真っ青で、空気も透明でいいなあ~と思う反面、雪国としては、
ああ、またじきに寒い冬が・・と思うと、ちょっと憂鬱です。

年末になったら・・今年もいい加減で充実しない一年だったなあ~
ぐだぐだ・・なんて思うのかしら(笑)
いきなり、なんだか悲観的ですみません。

特に書く事もないので最近の工事写真から参考になりそうな事例を
紹介しましょうね。

グダグダした説明よりも写真を見ながらにしましょうか。

まずこれを見てね。床下は防湿コンクリートです。
奥のコーナーに蟻道がありますね。
118.jpg

もっとアップにしましょう。ゲジもいますね。
119.jpg

蟻道の上部は土台に食いついていますね。
(ゲジはもしかしたらシロアリを狙っているのかもしれないですね)
121.jpg

蟻道の下は・・
120.jpg
コンクリートの亀裂から登っています。

蟻道を壊したらパラパラとシロアリが落ちてきました。
134.jpg
(5~6匹のシロアリが写っていますが、わかるかしら?)

で、防湿コンクリートの場合はこういう亀裂がどうしても起こります。
096.jpg

こういう亀裂からシロアリが登ってきやすいのです。
097.jpg

あと、これは脱衣場の床面の裏側の断熱材です。
ちょっとヘン?なのがわかるかしら?
026.jpg
蟻道が写っているんですが、これだけではわかりにくいですね。

この写真がいいかしら?
030.jpg

剥がしてみると・・・
031.jpg

045.jpg
はっきりとシロアリの形跡が・・蟻道ですね。

断熱材をカットしたらその奥は・・
048.jpg
この奥は浴室です。浴室側から脱衣場側に移動している
ところでした。幸いまだ強度に問題はなかったので良かったです。

これは後で取り出した断熱材です。
152.jpg

シロアリと断熱材って相性がいいみたい。
157.jpg

で、設計士さんに防湿コンクリートにした理由を聞いたら・・
「土壌からの湿気を遮断するためです。防湿シートも張って
あるんですよ」・・と言っていました。

シロアリのことはまったく想定外というか、考えてもいなかった
ようです。まあ、ふつうはそうですよね。

・・と、設計士さんを非難しているのではないのですがというか、
建築関係の方に、シロアリの習性や生態についての知識が
あればなあ~と思います。
建築関係のみなさん、生意気言ってごめんなさい。

教訓としては・・・

  • 防湿コンクリートの場合は新築時でもシロアリ対策をしっかり
    しましょうね。

  • 床下がコンクリートならシロアリは心配ない・・とは思わないで
    くださいね。防除士としては寧ろ心配すべきだと思います。

こういうことって、まだまだ一般的には知られていないと思います。
どうか、これから新築を予定されている方は充分注意してくださるように。
だって、せっかく新築してもシロアリに訪問されたのではバカバカしいです
ものね。

最後までお付き合いいただいて感謝します。
ああ、また同じような内容かよぉ・・と思われたかもしれませんね。
どうか皆さんの毎日がハッピーでありますように。



ジョーク
ある学者が水泳選手を使って実験をした。

ゴールにビキニ美女を置くと、水泳選手のタイムは縮まった。 

そこで学者はビキニ美女にブラを取らせた。 

するとタイムは更にぐっと縮まった。 

気をよくした学者はビキニ美女の下も取らせた 。

これでタイムはもっと縮まるはず...だったのに思いっきり落ちた。 

学者は水の抵抗を考慮に入れてなかったのだ。



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床下がコンクリートでも・・・。 [シロアリとコンクリート]


みなさん、こんにちは。

羽アリの発生する時期なので毎日バタバタしています。
更新もコメント返しも遅れに遅れていて、また「シロアリ屋
のアドバイス」の方もちっとも更新できなくてごめんなさい。

で、今日は最近の調査写真からみなさんに見て欲しいのを
撮りましたので参考にしてくださいね。
さっそくですが、写真をざーっと見てくださいね。

086 - コピー.jpg
これはコンクリートの亀裂からシロアリが上に登ろうとして
作られた蟻道(ぎどう)です。

087.jpg
これは土台まで達した蟻道です。

アップにします。
088.jpg

これも同じ土台まで食いついている蟻道です(下の写真)
089.jpg

これは途中まで構築途中の蟻道です。
090.jpg

アップにします。
091.jpg

これは残材から伸びている蟻道。
093.jpg

アップにします。
コンクリートの亀裂→木屑→基礎・・の順に侵入していますね。
094.jpg

これも蟻道。
096.jpg

アップにします。土台まで達しています。
098.jpg

で、これらの蟻道はすべて「コンクリートの亀裂」から作られて
いますね。
前に何度も書きましたが「コンクリートの下はシロアリの天国」
「シロアリは狭い隙間が大好き」・・という意味がわかって
いただけたかしら?
100.jpg
わずかな亀裂ですが・・・

アップにします。
101.jpg
床下がコンクリートの場合は、こういう亀裂が起こらないような
基礎というか施工というか工法・・が重要ということですよね。

ということで終わります。
床下がコンクリートでも安心できない・・という事例でした。
参考にしていただけたら幸いです。

最後までお付き合いいただいて感謝します。
それではみなさんにいいことがありますように。


ジョーク
息子の部屋を片付けていた母親はクローゼットの中で
隷属趣味的なSM雑誌を見つけた。

どうしたものかと狼狽する。旦那が帰ってくるまでは
隠しておいた。帰宅した旦那に早速見せる。

一瞥した旦那は無言で雑誌を返した。 

かみさん;
「どうしたものでしょうねぇ?」

一応かみさんを見据えて旦那がアドバイスする;
「そうねぇ、お尻ペンペンはこの際まずいだろうな。」



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コンクリートとシロアリ [シロアリとコンクリート]

P3250042.JPG

みなさん、こんにちは。

過去の記事で、どのカテゴリーが一番閲覧数が多いか調べて
みたら「シロアリとコンクリート」でした。

シロアリ屋としてはコンクリートの多用は自然環境にも悪いし、
土も殺すし、シロアリを呼び込みやすい・・と思っていますので
関心を持っていただけるのは嬉しいです。

それで、そういう写真がないかなあ~と探してみました。
前にもお見せした写真もありますが、もう一度「シロアリとコンクリート」
に関係した写真を見てくださいね。

まず、下の写真・・・ベランダの亀裂から蟻道が登っています。
シロアリはこの蟻道から室内の土台にまで侵入していました。
sayaka 007.jpg sayaka 005.jpg

sayaka 006.jpg

これも外基礎の亀裂からシロアリが土台まで侵入した例。
A 062.jpg

この事務所は柱の上部まで侵入していました。
H20,9,B 061.jpg

大工さんが柱を途中でカットしました。 
H20,9,B 057.jpg

天井まで登っているなんてちょっとビックリですよね。
H20,9,B 056.jpg H20,9,B 058.jpg

ここは倉庫。 アスファルトをカットしてみたら・・・
P3250045.JPG P3250029.JPG

ここも同じ倉庫です。 ちょっと被害箇所がわかりにくいですね。
コンクリートと木部が接触したり埋めこまれたかたちになっていると危ないです。
P3250041.JPG

ここは玄関。 これはわかりにくいですね。
B 030.jpg B 031.jpg

これは事務所内の柱。 前にもお見せしました。
A 009.jpg A 006.jpg

これはコンクリートの亀裂に薬剤を流し込んだところ。
流し込んだらダンゴムシ、ゲジなどがいっぱい出てきました。
P1010025.JPG P1010022.JPG

「コンクリートやアスファルトの下」はいろんな虫にとって居心地が
いいんです。 もちろんシロアリにとってもね。

だから、シロアリ屋としては家の外回りにむやみにコンクリートを
使うのは・・始めのうちは良くても、いずれは危険と思っています。 

・・・ということで終わります。
なんだか、何度も同じ事を書いている気がしてきて・・・やっぱり
マンネリになっているのかなあ~ぶつぶつ(笑)

それにしても、最近はまた猛暑がぶり返してきた感じですね。
体がだるいですね、そのせいでマンネリ気分なのかしら?

少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
最後までお付き合いいただいて感謝します。
どうか、みなさんの毎日がハッピーでありますように。


ジョーク

昔々、ある夫婦のもとに信じられないほどの不細工な子供が産まれた。
周りからの目に耐えられなくなった妻は子供の殺害を計画する。

妻は子供が夜になると無意識のうちに自分の乳房にしゃぶりつくことを
知っていた。
妻はその習性を利用し子供を毒殺しようと考えた。
その夜、妻は自分の乳房に毒を塗って床についた。


そして朝が空け妻が目を覚ますと、無邪気に笑う子供の横で、夫が息絶えていた。



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シロアリはコンクリートがお好き! [シロアリとコンクリート]


みなさん、こんにちは。

前回と同じく撮りためた工事写真から、みなさんの参考になりそうなものを
ご紹介します。もし、こういう場所がみなさんの家にもあったら注意してくださいね。
たまにはチェックしましょう。

DSCF2491.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




物置です。皆さんの家にも
こんな物置があるかもしれませんね。
へーっ、これのどこが良くないの?って
思いますよね。(上の写真です)

DSCF2493.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンクリートと柱の接するところに注目してね。
柱の下がコンクリートに埋まった造りになっていますね。
これは「シロアリさん、いらっしゃい」の造りですよ。(上の写真です)

DSCF2492.JPG

 

 

 

 

 

 

 




反対側の柱もそうですね。
見た目はなんともなさそうに
見えるでしょ。
(上の写真です)
でもね.

DSCF2496.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



ねっ、筋状に穴が・・・これって
典型的なシロアリの登ってきた跡です。
ポイント「筋状の穴」です。
(上の写真です)

DSCF2494.JPG

 

 

 

 

 

 

 



よく見るとヘンでしょ?
ここに砂が付いていたはずです。
蟻道(ぎどう)の跡です。
(上の写真です)

DSCF2495.JPG

 

 

 

 

 

 

 



ちょっと虫眼鏡でないとわからないかもね?
こういう感じの小さな穴が開いていて、「筋状」だったらシロアリです。
覚えておいてね。
(上の写真です)
この写真では「筋状」の部分が少ないからちょっと不適切ですね。
(キクイムシの場合もありますが、キクイムシの場合は筋状ではなく
 全部丸い穴です)

物置に限らず、玄関・勝手口などもこのような「柱の下部がコンクリートに
埋まった」
造りは見かけますね。 そういうところは要注意ですよ。
たまにはチェックして見ましょうね。

ヘン?だと思ったら指でちょっと強く押してみてね。もしかすかに凹んだら
シロアリを疑ってください。

今まで何度も同じことを言ってきましたが「シロアリとコンクリート」
とても相性がいいですよ。なぜでしょう?

だって、シロアリからしてみればコンクリートの下って、他の虫に襲われる
心配はないし、コンクリートが水分を集めてくれるし、おまけに、柱などが打ち
込まれている造りなら餌もあるし・・ね、
とっても居心地のいい環境になります。

今日のポイントは、

  1. 「筋状の穴」
  2. 「柱の下部がコンクリートに埋まった造り」
  3.  「シロアリとコンクリート」はとても相性がいい

です。

(われながら毎度しつっこく同じことを言ってるなあと思います。
でも大事なことだと思いますので呆れないでね、みなさん)


おまけの<ジョーク>です。
私、思わず笑っちゃったけど皆さん、どうでしょ?



稼ぎまくっている弁護士がオフィスの前でピッカピカの新車レクサスを
駐車した。 同僚弁護士に見せびらかそうというわけだ。 

ところが車から降りしなにト
ラックが寄って来たが接近し過ぎて
運転席側の
ドアをもぎ取ってしまう。 弁護士は即座に携帯を取り出して
110番へダイアルする。 

数分のうちに警官が姿
を現した。

警官に質問する余裕も与えず、弁護士は感情的に喚き散らし始める。 
昨日引き取ったばかりのレクサスは完璧なまでに破壊され原状復帰は
絶対無理であろう、どんな修理屋に持ち込んでも無駄である。


弁護士の大言壮語とたわ言が一段落するのを待って、警官はむかつく
ような不愉快さと信じられない気持ちで首を横に振った。


警官;
「あんたたち弁護士って、信じられないくらい物質主義者だな。 
自分の持ち物ばかりに目が行って、他のことには何一つ
気がつかないんだから。」


弁護士;
「あんた、何ていう言い草だい?」


警官;
「あんた、肘から先の腕が失くなっているじゃないの。 
トラックがぶつかったときにもぎ取られたに違いないな。」

弁護士;
「ア、ア、ア! オレのローレックスはどこだ!」



 

 
それでは、ごきげんよう。
最後までお読みいただいてありがとうございます。




 


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シロアリVSベタ基礎・その3「あなたならどーする?」 [シロアリとコンクリート]


みなさん、こんにちは。

シロアリに関する地味なブログですが、本年もどうぞよろしく
お願いします。
で、さっそく昨年の続き・・「シロアリVSベタ基礎・その3」という
ことではじめます。

ベタ基礎というと一般的なイメージでは・・
床下をコンクリートで覆ってしまえば・・・

  1. シロアリに強い
  2. 床下からの湿気にも強い

・・・と思い勝ちではないでしょうか。
ところが、「シロアリ屋の立場から」いうと必ずしもそうでないこと。
むしろ逆に・・・

  1. コンクリートの下はシロアリの温床になりやすい
  2. コンクリートは水分を集めて実は含水率がとても高い
  3. 羽アリが出ると駆除がとても厄介

・・・・ということなどをお伝えしました。

で、今日は
建築家の立場から」と「お客様の立場から」を一緒に
して架空の対話形式にしたほうがわかりやすいかな、と思うので
題して「あなたならどーする?」としてみました。

もし、皆さんが家を建てようとしている人だったら、こんな場合は
「どーする」かしら?

  • お客様
    「家を建てようと計画中ですが、どうも地盤がよくないようで・・」

  • 建築家
    「まず地盤調査をしてから、地盤改良工事をすることになります」

  • お客様
    「地盤改良ってどんな方法があるんですか?」

  • 建築家
    「ふつうは①表層改良工法が一般的です。地盤の軟弱さによって
    柱状改良工法③小口径鋼管杭工法などがあります」
    (下図参照)

  • お客様
    「費用はやっぱり①→③の順に高くなりますよね?」

  • 建築家
    「①の表層改良工法以外は杭を打ち込みますからね」

  • お客様
    「でも、それでちゃんと出来るんでしたら安いものですよね。
    で当然、床下はベタコンですよね?ベタコンなら湿気やシロアリも
    大丈夫ですよね?」

  • 建築家
    「まあふつうはそうですが、問題がないわけでも・・・」

  • お客様
    「というと?」

  • 建築家
    「先の話ですが、解体したときに大きな廃棄物になっちゃい
    ますよね。コンクリートの杭などは撤去するのが難しいですから・・
    まあ事実上埋めっぱなしになっちゃうかな」

  • お客様
    「なるほど、コンクリートですから家は解体できても床下の
    コンクリートまでは厄介ですよね。 地球環境には悪いかあ・・なるほど。
    コンクリートが埋まったままだと土地の評価額にも影響するかもね。
    う~ん、別の方法はないですか?」

  • 建築家
    「要は地盤沈下がしっかりと防げればいいですからね。
    杭に鋼管や松を使う方法があります。これなら抜くことも可能ですし、
    いずれは錆びたり腐ったりして自然に還ります」

  • お客様
    「そういえば、丸ビルも松の杭を使っていたとニュースでみたことあり
    ますがアレですね?地下に木の杭を打ち込んでも酸素が断たれるんで
    腐らないそうですね」

  • 建築家
    「そうです。ただこれにも問題が・・・」

  • お客様
    「また問題ですか、今度はどんな?」

  • 建築家
    「鋼管杭はとっても費用がかかるんです」

  • お客様
    「そーなんですか。松杭のほうはどうですか?」
  • 建築家
    「松杭の場合は鋼管杭より安いですが、今度は保証会社の
    保証が付かないんですよ。さっきの①~③は保証がつきますが」

  • お客様
    「えーっ!そーなんですか。だって松杭のほうが地球に
    優しいのにへンですね」

  • 建築家
    「改良しても数値で表せないので現行の法律では無理なんですよ」

  • お客様
    「絶対ヘンですよ。だって丸ビルで強度は証明されてるんじゃない
    ですか?」

  • 建築家
    「でも法律ではそうなっているんです」

  • お客様
    「まいったなあ、やっぱり①②③から選ぶしかないのか。
    どーしようかなあ?」

  • 建築家
    「個人的には松の杭をお勧めしたいんですけどね。
    ただ保証を考えるとお勧めしていいものか・・・」

  • お客様
    「予算が充分ならほんとは鋼管杭でお願いしたいけど、
    それじゃあキツいなあ~。どーしようかなあ・・・」

さあどうしよう?

子どもたちには地球環境が大事だぞ、なんて言っているけど
地盤改良にそんな問題が隠れてるなんて知らなかった。
日本列島が巨大なベタコン列島になっちゃうのも嫌だしね。

最近は①の表層改良工法がふつうになってきてるからね。
それで安心と思っていたけど、次世代のことを考えたらねえ。
日本中の団地がコンクリートの地盤だらけになっちゃうな。
コンクリートは腐らないから余計厄介な産業廃棄物になっちゃうな。

でも、この建築家の人は珍しいくらい正直だなあ。
別の工務店の人はこんな話、全然しなかったよね。黙ってりゃ
素人なんかわからないのにホンネを教えてくれたんだものね。 

私がお客様の立場ならどっちにするだろう?
う~ん、頭痛いなあ~。

さあ、皆さんならどうします?

保証を取るか、地球環境を取るか。


<参考>

①表層改良工法
一般的に1.0m~2.0m程度の柔らかい層に採用する。現場の土を
掘削してセメント系固化剤と攪拌して地盤の支持力を上げる工法です。


il-hyousou.jpg

 

 



②柱状改良工法
一般的に 6.0m程度までの柔らかい層に採用する。
セメントで柱状の柱を作り地盤の支持力を上げる工法です。

il-koguchi.jpg 




 





③小口径鋼管杭工法
一般的に20.0m程度までの柔らかい層に採用する。
小口径鋼管杭を使用して支持力を作り建物の安定を図る工法です。

il-tyujyo.jpg 

 

 

 

 

 

 



・・・以上は、私なりに地盤改良の問題点を調べたり地元の
大工さんにお聞きしたことをまとめてみた結果です。

問題点を正直に教えてくれる大工さんもいれば・・・・
んなこといわれてもなあ~と言う大工さんもいました。
あるいは地盤改良を業者任せにして問題そのものに無頓着な
方も・・。

私はシロアリ屋ですから、工務店の皆さんからすれば、
きっともっと「抜けている」点や「見過ごしている」点もあるかも
しれません。そのときはどうぞご容赦くださいね。
で、教えていただければ勉強になります。

ほんとはシロアリ屋としては「健康の面から」・・建築医学とか
磁場の面から・・・もっと書きたいことがあったんですがそれは
またの機会にします。

最後までお読みいただいてありがとうございました。

これから家を建てる方の参考になったら幸いです。
(かえって悩ませちゃったかしら?)


今日のジョークです。


 <ジョーク

始めての海外旅行で,得意の英会話を今こそ役立てようと
張り切っていた日本人観光客。


しかし
,ニューヨークの空港に降り立った途端,彼は,ひどい
眩暈がして倒れてしまったのである。


通報を受けて
,さっそく医師が駆けつけ,その日本人を抱え
起こした。

 
"How are you?"

日本人は
,かすれる声で答えた。
 
"I'm fine thank you, and you?"




それでは皆さん、ごきげんよう。





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シロアリVSベタ基礎・その2 [シロアリとコンクリート]


みなさん、こんにちは。

年末でお忙しいなか、このブログにおこしいただいて感謝します。
で、早速前々回の「シロアリVSベタ基礎」の続きです。
まず〇〇の答えは・・・

  • そっちのほうではベタ基礎の家って多いですか?やっぱり
    在来工法の家と比べるとベタ基礎の家の駆除依頼って
    少ないかしらね?


  • そんなことないですよ。変わんないですよ、ベタ基礎でも
    シロアリは出てますよ。


  • そうなんだ。でもまさかベタ基礎を食い破ってまでシロアリは
    侵入しないでしょ。


  • それはそうだけど、でも玄関やイヌ走りからはけっこう羽アリ
    が出てますよ。


  •  玄関イヌ走りかあ、なるほどね。


  • とにかくベタ基礎だからといってシロアリには大丈夫なんて
    ことはありませんよ。


  • だよね。第一コンクリートってシロアリを呼び込むからね。


  • 特に外回りにイヌ走りを作る家が増えてますけどアレって
    呼び込みますからね。


  • 同感!ほんとイヌ走りって危険だよね。だから私はイヌ走り
    するなら砂利を敷いたほうがいいですよ、ってお客様には
    言ってるんだけど・・・

ということで「玄関」と「イヌ走り」ってシロアリが大好きみたいですよ。
同業者のエスケイユニオン様がコメントしてくれたとおりです。 
同じような経験をされていますから阿吽の呼吸でわかりますよね。 

(で、これが一般の方からすれば阿吽じゃないですよね。
だから一般の方にも阿吽になって欲しいというのが願いです)

他にもエスケイユニオン様のご指摘の・・
玄関ポーチ・ベタコン・
上がり框・ドア柱・隙間・ひび割れ・
・・・なども皆そうです。

で、シロアリとベタ基礎についてあーでもない、こーでもないと思い
巡らしていましたが、所詮私はシロアリ屋、まあホンネでいこうと
思いました。 どーせ立派な文なんか書けっこないですからね。

まず、私の少ない脳みそで考えたことは、このベタ基礎の是非に
ついては三つの立場から考えてみるべきだと思い至りました。

①シロアリ屋としてベタ基礎はどうなのか?
②建築家としてベタ基礎はどうなのか?
③家を建てようとしている方としてベタ基礎はどうなのか?

で、今日はまず①シロアリ屋の立場から・・・
私がベタ基礎が好きではない理由は簡単にいうと三つあります。
ひとつは・・

  1. コンクリートはシロアリの温床になること。
    (施工次第によっては、シロアリを床上まで呼び込む
    危険があるし、駆除がとても困難になります)


  2. コンクリートの多用は次世代のためにならないこと。
    (地表がベタコンだらけになると、将来廃棄物の山に
    なってしまって、次にその土地に家を建てる人にとっては
    大迷惑になります)


  3. 直感的に「不自然」だと感じる。
    (コンクリートは人間にとって身体に悪いのでは・・・)

えーっ!
1、2はともかく3は理由にならないよーって言われそうですね。

実は私、これが一番言いたいことなんですが・・・
私は人が住む家の床下は土であるべきだと思っています。

なんでだよー?じゃあマンションとかビルはどうなのさ?って
言われそうだなあ~あー、困った。 

ここで磁場とか、人間は土からすごい力をもらってるとか・・・
母なる大地・・なんて言っても全然説得力ないですよね。 
まあともかく1について説明します。

床下のベタ基礎だけに絞ると、シロアリが侵入しやすい箇所は・・・

「配管のために開けた穴」
「コンクリート面と基礎のひび割れ」
「水抜き穴」
「コンクリートの打ち継ぎ箇所」


・・・などがあげられます。

2と3については「建築家として・・」の内容ともWるので次回
説明します。

要は、床下がベタコンであろうとなかろうと・・・
「造り」と「施工性=丁寧な施工かどうか」で、シロアリ阻止が
決まると私は思っています。

(実際にシロアリが侵入している写真をお見せしたかった
のですが、探すのに時間がかかりそうなので
・・今回はごめんなさいね)
DSCF2341.JPG


(写真は安藤忠雄氏のデザインによる近隣の中学校。
まあ、すっごいかっこいいデザインだなあと思います。
ただ地元の人には意外と評判がいまいち・・・というのは雪国
には不向きという声も。安藤氏の建築は新潟県にはけっこう
多いみたい?なにか縁があるのかしら?)

次回は②の建築家としてはベタ基礎についてどうなのか調べた
ことを書いてみます。
へーっそうなのか、と思わせられる発見がありました。

最後までお読みいただいてありがとうございました。
(まとまりのない文になったみたいですみません)

おまけのジョークです。
(う~ん?今回はいまいちかしら?)


     <ジョーク

マフィアの御曹司は机に向かってクリスマスプレゼントとして
欲しいものを書き出す。 あて先は御子のキリストだ。
 
文案;

「御子キリスト様へ。 ボクちゃんは一年間ずーっといい子で
いました。 だから欲しいのは新しい・・・」 

これじゃちょっとマズイよな。 レター用紙をクシャクシャに丸めて
放り投げる。


御曹司はサラを取り出して再度挑戦だ。 
文案;

「御子キリスト様へ。 ボクちゃんは一年間ほとんどいい子で
いました。 だから欲しいのは新しい・・・」 

こんな書き振りは反吐がでそうだ。 もうやーめた、っと。

発想を変えなければならない。 
御曹司は母上の部屋へ行き、聖母マリア像を持ち出し、クロゼットに
隠してカギをしめた。 今度はドスのきいた脅迫文ができそうだ;


「幼児キリストちゃんへ。 おめえの母ちゃんにもう一度どうしても
会いたければよう・・・」


それでは、皆さん、ごきげんよう。

 

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シロアリVSベタ基礎 [シロアリとコンクリート]


みなさん、こんにちは。

このブログで一番閲覧数の多いのはどんな記事か調べてみたら、
圧倒的にベタ基礎について触れたものでした。

これって何を意味してるんだろう?と思いました。
たぶんこうじゃないかしら?

「これから新築を計画してるんだけどシロアリが心配だなあ、
それと床下のカビ臭さも嫌だなあ・・
そうだ最近の床下はベタ基礎が増えてるみたい。

床下から土を排除してしまえばきっとシロアリも湿気も防げ
るに違いない!うちもベタ基礎にしようかな。
でも、実際のところそれでいいのかなあ?」

・・と、まあこんなふうにお考えの方が多いんじゃないかな、
と推測しました。

で、ベタ基礎ついては、このブログをお読みいただいてる方は
なんとなくお気づきだと思いますが、私はベタ基礎については
「否定的」な考えをもっています。

だって、シロアリ屋からすれば床下から土を排除すれば
シロアリが上がってこれなくなるから商売上がったりになるでしょ、
だから当然「否定的」なこと言うんじゃないの・・って思いますか?

違う、違う、そんなケツの穴の小さいことなんか言いませんよぉ
・・って信じてくれるかしら。
私たちの仕事はほんとは無くなれば一番いいんです。
シロアリ消毒の必要のない家ができればそれにこしたことはない
ですからね。

ちょっと前置きが長くなりましたが、それじゃあホントのところは
どうなの?
ベタ基礎でシロアリは完全に防げるんじゃないの?
ベタ基礎の家で駆除依頼ってほとんどないんじゃないんですか?

・・という質問には、残念でした、ミ〇ワ・ホームとかセ〇スイ・ハウス
とかけっこう駆除依頼はありますよ、とお答えします。

ただ私たちの新潟県では大手ハウスメーカーのベタ基礎の家って
(ジワジワ増えていますが)まだ圧倒的に在来工法が多いですからね、
私自身もベタコンの駆除は少ないです。
県内ではまだベタコンって比較的、歴史が浅いですからこれから
どうなるかってとこでしょう。

で、先日、関東の大手シロアリ会社の知り合いから電話をいただいた
ときの会話です。

  • そっちのほうではベタ基礎の家って多いですか?やっぱり
    在来工法の家と比べるとベタ基礎の家の駆除依頼って
    少ないかしらね?
  • そんなことないですよ。変わんないですよ、ベタ基礎でも
    シロアリは出てますよ。
  • そうなんだ。でもまさかベタ基礎を食い破ってまでシロアリは
    侵入しないでしょ。
  • それはそうだけど、でも〇〇や〇〇からはけっこう羽アリが
    出てますよ。
  •  〇〇や〇〇かあ、なるほどね。
  • とにかくベタ基礎だからといってシロアリには大丈夫なんてこと
    はありませんよ。
  • だよね。 第一コンクリートってシロアリを呼び込むからね。
  • 特に外回りに〇〇を作る家が増えてますけどアレって呼び込み
    ますからね。
  • 同感!ほんと〇〇って危険だよね。だから私は〇〇にするなら
    砂利を敷いたほうがいいですよ、ってお客様には言ってるんだけど・・・
・・・というような会話でした。

さて皆さん、この〇〇や〇〇ってなんだと思いますか?

少し脱線しました。というのは私的にはベタ基礎がどうとか言う前に
もっと考えて欲しいことがあるんです。それは今まで何度も紹介した
この人の言葉、もう一度紹介します。

これは法隆寺の宮大工棟梁、故・西岡常一翁の語っていたことばです。


「・・・・木を横にして。 それはもうだめ。 
これをややるから20年しかもちません。木を横に置くのは一番
腐りやすい。
結局水を含んだとき、木が縦にあると水が縦に動きますので
乾きやすい。 横にしてあると乾きません。それで早く腐るんです。 
(中略)
 
コンクリートは固まってあるためには水分をどっさり含んである。
その上に木を横にしてあるから土台がすぐに腐ってしまう。 
シロアリが湧く、こうゆうことです。 耐用年数が非常に短い。
(中略)
床下は土をつき固めておくのがよいでしょう。 土も生きているし
木もいきているのやよって。 自然に授かった命を生かすように。 
セメントは水分を呼び、シロアリの温床になるのではないかと
思います。」

「コンクリートはそうもつものではありません。 あんなたくさんの
ビルがダメになったとき捨て場にこまりますやろ。 
それに木は植えとけば大きくなりますけど、コンクリートは育ち
ませんわ」



この言葉、皆さんはどうお受け取りになりますか?
ちょっと本題から外れてるようですが実は外れていないんですよ。
このベタ基礎には多くの隠された問題があります。 

だから簡単に答えは出せないと私は思っています。 
この問題について書くと、とても長くなりそうなので今日は
これくらいにさせてくださいね。 次回続きを書きます。

それから今日の記事について、既にベタ基礎の家にお住みの方から
すれば愉快な内容ではないですよね。 
お詫びします。 
ただ、これはベタ基礎にした皆さんのせいではないんですよ。 

もっと別のところに原因があります。 そのへんの事情についても
次回お知らせしたいと思います。 だから悪くお取りにならないでね。

最後までお読みいただいてありがとうございました。
それではみなさん、ごきげんよう。

(ジョークはお休みにさせてくださいね)

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ベタコンと過乾燥 [シロアリとコンクリート]


皆さん、こんにちは。

最近、某不動産屋さんから床下調査を依頼されたときの
写真をご紹介します。 もっともこれは一般住宅ではありません。 
築20年くらいの某歯科医院です。 
床下も高さ1Mくらいで中腰でもOKでした。

はっきりいって私はベタコンに否定的な考えですが、対シロアリに
対しては有効だと思います。 もっとも施工の工事如何で大きく
結果は変るとも思いますが。 
何度か書きましたがベタコンには諸刃の剣の要素があります。

それはともかく写真を見てくださいね。

  ここが床下への入り口。
  H20,9,B 047.jpg

  とてもいい状態です。
  これじゃシロアリの心配はなさそうです。
    H20,9,B 042.jpg

  H20,9,B 043.jpg

  断熱材の状態もいいですね。 
  H20,9,B 044.jpg

  画面の丸い半透明の点は埃の粒子です。
  つまり、私が床下を動くたびに埃がたちました。
  H20,9,B 045.jpg

  H20,9,B 046.jpg

いかがでした。 築20年でこの状態。 
シロアリの侵入した形跡はまったくなし。 それに腐朽も
ほとんどみられません。 100点満点の優等生な床下です。 
(厳密に言うと、勝手口の外側の柱下部にシロアリらしき喰害が
わずかにありました)
 
素晴らしい!と思います。 

ただし私には気になることがありました。 
それは下から二番目の写真の丸い点。 
これは私が床下を這っていったときに立ち昇った埃です。

その埃を吸って、私、床下で咳き込んでしまいました。 
だって動くたびに埃が舞い上がるんですからね。
つまり、それほど床下が乾燥していたということですね。
これって乾燥のし過ぎ。 過乾燥の状態。

もっとも、ここは個人医院の床下で住居ではありません。
ここでお医者さんが暮らしているわけではありません。 
日中いるだけ。その点においては問題はないと思います。
でも、もしここが生活の場であれば・・・話は違ってくるのでは?

なんか、ヘンな難癖つけているなあ、と思います?
(あんた、シロアリ屋だから床下が乾燥していたら困るんでしょう?
なんてね。 そんな気持ちは神様に誓ってないですよ。)

過ぎたるは・・・なんとか、と思いません?
湿気があれば除湿機で、湿気がなければ加湿器で、という具合。 
どうも日本人はワーッと付和雷同する癖があるような気がします。 
皆さん、湿気があるとこう思っていません?

 湿気がある=悪いことだ 
 乾燥している=善いことだ
 
・・・って、なんとなく思い込んでないでしょうか。

私は「土台が腐れない程度の適度な湿気」はむしろ必要だと思います。

なぜ?って、体感です。
 
 もし、ここが一般住宅で・・・
 もし、ここにエアサイクルとかの空気循環システムが付いていたら・・・
 もし、ここに住む人が気管支炎だったら・・・

どうですか?決していい結果は起きないような気がします。 
私が敷炭にこだわるのは、炭が湿気を吸ったり吐き出したりして
適度に湿気を調節してくれるからです。 過乾燥を防ぎます。 
イヤシロチももちろんですが。
 
ある化学物質過敏症の御家族が徹底して化学薬剤をいっせつ
使わない住宅を建てました。 で、安心して入居したら数ヵ月後に
家族に鼻血が出るなどの異常が・・。 
カーテンの難燃剤から始まって防腐剤、防カビ剤、防虫剤等は
何にも使っていないにも関わらずです。 
原因は、唯一見逃した「防虫加工した土台」でした
・・・という話があります。

それに、これは前にも書きましたがラドンガス+高気密の問題。
また、解体したときのベタコンの処理という問題。 
このままでは日本列島がベタコン列島になるんじゃないかなあ
と思います。

・・・というと、まるで重箱の隅をつつくような言い草に聞こえる
かもしれませんね。 まあ免疫力の強い人には問題ないでしょうが、
直感的に私は「人が住む住宅は自然が一番」と思っています。
 
極言すればシロアリやゴキブリが住めないような「薬物漬けの家」
ってどうでしょう? きっと人間にも悪いような気がします。 
ゴキブリが出たら・・・
「ワーっ!わが家はゴキちゃんも住める健康住宅なんだ!」って、
喜んだほうがいいのかもね。 言いすぎかしらね。
 
で、最近は「無添加住宅」を売りにしたチラシを見かけますが
ホントかしら、と思ってしまいます。 
というのは(私の知る限り)シックハウスに憂慮している大工さんて
滅多にみかけないからです。 
というかシックハウスの知識さえないみたい。 
まあ材料の仕入れ価格の問題もありますからね。 大工さんも
困っているようです。
 
ホルムアルデヒド以外の他の化学薬剤はそのままで、
ホルムアルデヒドだけを使わない住宅を、まさか無添加住宅
なんて言ってるんじゃあないのかなっていう気がしないでもない。 
疑りすぎかしら?

日本一の宮大工といわれた故西岡棟梁の・・・
「土も生きてるよってに、土を殺してはいけません・・・」
という言葉を思い出しました。 

人間はコンクリートやビニールの上じゃなくて、やっぱり
土の上に住まなくっちゃ体調を崩してしまうような気がします。 
シューマン共振って、生物と密接な関係があるようですしね。 

なんだか、今日は私、すっかり意地悪爺さんになったみたい
ですね。関係者の皆さん、不愉快にさせたらごめんなさい。

・・ということで終わります。

それでは皆さん、ごきげんよう。


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シロアリとコンクリート [シロアリとコンクリート]


 皆さん、こんにちは。

 福田首相辞任のニュースにはビックリしましたね。
個人的には安倍前首相より能力のある人では・・・と思って多少は期待していたのですが、こんなに無能とは思っていませんでした。 (もちろん政界内部のそれなりの事情は多々あったのでしょうが、一国の総理ですからね、無責任といわれても仕方ないでしょう。)

 それにしても総理の椅子も軽くなったものです。 

 ・・・ということより、最近は天候がほんとにおかしいですね。 大変な豪雨の地方もあれば、当新潟県はもう暑くて暑くて・・・。 

 で、昨日の施工の様子をご紹介します。
というのは、前にもしつっこくコンクリートはシロアリを呼び込む」と申し上げてきましたが、これは何度言ってもいいと思います。 最近の住宅は、ますますコンクリート多用の傾向が強くなってきているようですから。

 さっそく写真で説明しますね。
その前に概要をいいますと、平成6年に駆除させていただいたお客様から「玄関の柱がおかしい」という電話がありました。 それと座敷の柱の下部をくじったらシロアリらしい虫がいたということでした。

 で、最初の一枚。 これは玄関の上がり框の裏側です。
これだけでは異常はわかりませんよね。

 H20,9,1,長岡、山田勝身様 001.jpg

  真ん中あたりをアップします。
 H20,9,1,長岡、山田勝身様 002.jpg

  ちょっと、ピンボケですが、コンクリートの隙間から蟻道が登っているのがわかると思います。 土から登っているのではなくコンクリートの打ち継ぎの隙間から登っている点に注目してくださいね。
 H20,9,1,長岡、山田勝身様 003.jpg

  ちょうどこの蟻道の真上に柱があります。 そこにシロアリがいたそうです。

 で、次の写真を見てください。 
いままで何度もこれと似たような玄関柱の写真はお見せしてきました。 ということは、決して特殊な事例ではないということですね。 皆さんの家の玄関柱も、このような感じになっていないか、ときどきはチェックしましょうね。

 H20,9,1,長岡、山田勝身様 029.jpg
 
 H20,9,1,長岡、山田勝身様 030.jpg

 で、これは一体どこから侵入してきたのでしょう?
この外側・・・玄関ポーチのドア下部を見てください。 
ありました、蟻道が・・・。 あー、これではわかりませんね。 このドアの下の隙間を注目してください。
 H20,9,1,長岡、山田勝身様 019.jpg

  ドアの下の隙間のアップです。
 H20,9,1,長岡、山田勝身様 022.jpg

 やっぱり、ピンボケっぽくて見づらいですね。
でも、玄関ポーチの隙間から登ってきている蟻道はわかると思います。

 2箇所に共通していること・・・それはどちらも蟻道が土の中からではなくコンクリートの隙間から登っていること。 

 繰り返しますが、これは滅多にないことではないのです。 よくあることです。 特殊な事例を大げさに言っているのではありません。

 このお宅は床下にも蟻道の子ども?がありました。 
下の写真がそれです。 うっかり見逃しやすい初期のちいさな蟻道です。 土から登ってくる蟻道・・・こっちがふつうですよね。

 H20,9,1,長岡、山田勝身様 005.jpg

 最後に反対側の玄関柱も同じような状態でした。
 H20,9,1,長岡、山田勝身様 017.jpg

 H20,9,1,長岡、山田勝身様 018.jpg

 このブログを最初からご覧頂いてるみなさんにすれば、何度もいままでこんな写真は見たよー・・・でしょうね。 
ということは、相変わらずこういう被害が多いということでもあります。 だから、ほんとは建築関係者の方にこういう造りは止めてよ、といいたいです。
 
 政局異変に天候異変、日本はこれからどうなっていくんでしょう!? せめて自分の家だけは異変がないようにしたいものですね。
 皆さんの参考になれば幸いです。

 それでは皆さん、異変に負けずがんばろうー!
 ・・・ということで、ごきげんよう。


 
 最後までお付き合いくださった皆さんありがとうございます。
例によっておまけのジョークです。

     『パスワード』


 コンピュータコンサルタントを務める女性が、いけ好かない上司のコンピュータ設定を手伝っていた。

 彼女は上司に、ログインに使用するパスワードは何にしますかと聞いた。
すると性格の悪いこの上司、彼女を困らせてやろうと思い「 penis と入力しろ。」と言った。

 セクハラに怒りを覚えながらも無言でそのパスワードを入力する彼女、しかし次の瞬間彼女はプッと吹き出し、ついには笑い転げてしまった。
 その様子を見た上司、何事かとコンピュータに近づくと、その画面にはこう書かれていた。

パスワードは無効です。短すぎます。


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シロアリとコンクリートの関係 その2 [シロアリとコンクリート]


皆さん、こんにちは。

もう、しつっこいなぁ~と言われるのを承知の上で
またまた「シロアリとコンクリートの関係」について書きます。 
私としてはもうこの事実を皆さんの頭に「刷り込み」たい気持ち
で一杯だからです。

まず以下の写真をザーっと見てくださいね。
もうこのブログを見ていただいてる方にはお馴染みのものばかり
ですが・・・。

 A 022.jpg
 DSCF0352.jpg
 H20,5,3件 023.jpg
 H20,6,3,相馬勝義様 012.jpg
 P1010144.JPG
 P8280091.JPG

如何ですか?
ここまでの写真で「共通したあること」に気づかれました?
そうですね。 それはどの写真も基礎・束石からシロアリが
登ってきていることですね。 基礎・束石=コンクリートです。

では、シロアリが登ってきた束石の下はどうなっているでしょう。 

束石をちょっとズラしてみます。 
すると・・・・小さな穴が見えますね。 
これが地中からシロアリが最初に登ってきた穴です。
コンクリートの真下からです。 
コンクリートの真下からですよ。
(しつっこい!?)

 P8280094.JPG

シロアリとコンクリートって相性がいいことを知っていただきたい
のです。 コンクリートの多用は「シロアリさんいらっしゃい」にな
ることを知っていただきたいのです。 

ですから、例えばこういう玄関の造りはとても危険です。
 H20,6,5,玄関 002.jpg
外壁の下部が玄関ポーチに完全に接触していますね。
シロアリの好きな玄関ポーチ=コンクリート、
そのポーチの下のシロアリが簡単に「外壁内部→土台」
へと誰にも気づかれないで侵入できる造りです。
 
 H20,6,5,玄関 001.jpg
おまけに外基礎は化粧モルタル。 もう完璧。 
まさに「シロアリさんいらっしゃい」の造りです。

事実、このお宅は大被害でした。 
床下はもちろん玄関ポーチおよび玄関ポーチの外側の
コンクリートの隙間からも羽アリが大発生しました。 
 
このようにコンクリートの下はシロアリの温床になりやすい
のです。 
(実はまた出るのではないかと内心危惧しています。) 

もちろん可能な限りの処置はしました。 
コンクリート部分にも穴を開けてコンクリート下部に薬剤注入
しました。 しかし、実際のところコンクリート下部の土壌に
どの程度満遍なく薬剤がゆきわたったかというと・・・
これは解体する以外に確認のしようがありません。

ついでに、こういう傾斜地の団地。 
私の経験では、こういう地形の住宅は例外なく床下の湿気が
強いようです。 
ある人はその理由を「地下水が断ち切られるからだよ」と言って
いました。 造成工事で「上から下へ流れる地下水の動線を断ち
切って」しまい、そのぶん湿気が床下に集中する? 
どうもそうらしいです。 
 H20,6,5,玄関 003.jpg

たとえ壁面に水抜き穴があっても床下の湿気が軽減される
ことはないようです。 シロアリ被害の確率も高いです。 
私の経験ではこういう地形の住宅は大被害の家が何故か
多い気がします。 
(ちなみにこの団地でのシロアリ被害は約90%くらいでしょうか。)

皆さん、このような土地を購入されるときはほんとに注意して
くださいね。

・・・ということで、ちょっと説教っぽく感じられたかもしれませんね。 
でも、私としてはとても大切なことだと思っています。 
どうか皆さんの頭の片隅に・・・・「コンクリートの多用は決して
望ましくない」ということを少しでもとどめておいて欲しい気持ちです。

皆さんの参考になれば幸いです。 
(というかこんな説明で意味が伝わったかしら?)

それでは皆さん、ごきげんよう。



 _羽アリの区別_NEW.jpg
(4月~6月は羽アリに注意してね)
(もっと詳細を知りたかったら私のホームページを参考にして
くださいね。全然更新していませんが・・・。
http://www.niigata-boucyu.com/

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シロアリとコンクリートの関係 [シロアリとコンクリート]


皆さん、こんにちは。

先日、某高等学校から電話をいただきました。 
授業中に教室から羽アリの大群が発生。 大騒ぎになって
勉強どころじゃなかったそうです。 

私達業者は仕事柄、日常的に羽アリやシロアリと顔つき
合わせていますのでなんともないですが・・・一般の人に
とっては羽アリの大群の光景ってやっぱり「異様」で「キモい」
んでしょうね?

で、これまで何度も・・・
「木とコンクリートを接触させた造り」はシロアリを高確率で
呼び込みやすいと書いてきました。 
このブログを読んでいただいてる方には「耳にたこ」かもしれ
ませんね。 しつっこいなあ~と思われるかも。

で、このときの工事写真「木とコンクリートを接触させた造り」
はシロアリを呼び込むという格好の教材になると思いましたので、
しつっこいといわずに見てくださいね。

この辺りから羽アリの大群が教室じゅうに発生・・・生徒も大騒ぎ
・・きっと勉強どころではなかったでしょうね。
 g1.jpg

震源地?はここ。 
なるほど木部の中はスカスカでした。
 g13.jpg

 薬剤注入しているところ。
 g9.jpg

 どこの校舎にもこういうところってありますよね。
 g4.jpg
 

 外から教室をみたところ。
 g11.jpg

勿論、鉄筋コンクリート造りですから校舎自体がどうこうなる
心配はありません。 それよりも生徒諸君の心理的なダメージの
ほうがむしろ心配です。 このままでは生徒が動揺してとても
授業にならないとおっしゃっていました。

皆さんの知っている鉄筋コンクリートの建物も今度機会が
あったら「木とコンクリートを接触させた部分」を注意してみて
くださいね。(もし木部を押してみて凹むようでしたら既にシロアリが
侵入しているかもしれないです。)

最近、二階から羽アリが発生したとメール相談を受けましたが、
その方の場合も1階のトイレの「木とコンクリートを接触させた造り」
が原因だったようです。 
すると一気に2階までシロアリが登るのは容易ですからね)

コンクリートとシロアリってとっても「相性」がいいこと、覚えておいて
くださいね。

皆さんの参考になれば幸いです。

それでは、ごきげんよう。


 _羽アリの区別_NEW.jpg
(4月~6月は羽アリに注意してね)
(もっと詳細を知りたかったら私のホームページを参考にして
くださいね。全然更新していませんが・・・。
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退化した新工法?土間床の愚 [シロアリとコンクリート]


皆さん、こんにちは。

今日はいわゆる北欧式の建築にケンカを吹っかけるような内容に
なります。 私は床下専門で床上の専門家ではありません。 
最近の新工法にも詳しくないし謂わば建築素人です。 

ですから床下からでしか建物の判断ができません。 
「床下のつくり」が私にとっては「いい家」か「悪い家」かのモノサシに
なります。 これは偏った判断・独断かもしれません。 

それでも{シロアリと腐朽に対する床下の耐久性}はとても大事なこと
だと思っています。 だって、どんなに床上にお金をかけても土台が
ダメになったら、その家の寿命は終わりですもの。 
土台の寿命=家の寿命です。

いささか乱暴ですが家を車に例えたとします。
どんなに高性能のエンジンを積んでても、どんなに車内の居住性が
良くても、どんなに広いスペースを確保しても、もし足回りが脆弱だったら
どうなるか想像してください。 

ベンツの最高級車に、もし軽の足回りと軽のタイヤをつけらどうなる
でしょう? もう判りきっていますよね。 ちょっと走っただけで足回りは
ガタガタ、タイヤはパンク。 そんなバカなことをする人はいないでしょう。

ところが、家の足回りである基礎や床下のつくりに関してはそんなバカな
ことが堂々と行われています。 建築素人の私以下の人が家を造って
いるとしか思えないつくり。
それが「土間床」です。 この造り増えてるみたい。
で、その土間床ってこういう床下です。 

(土間床工法の図を説明のため、他のサイト様から勝手に借用したので
図は削除させていただきます。土間床を採用している会社からすれば
不快だったと思います。私がうかつでした。ごめんなさい。
で、申し訳ないのですが、土間床に興味のあるかたはご自分で探してみて
くださいね)

  

ざっと、そういう家を造っているメーカーホームページをいくつか
見てみたら・・・曰く、北欧では昔から実績がある。 曰く、シロアリ被害の
心配はない・・・・のだそうです。

シロアリ被害の心配はない、だって!
バケモノ! いやバカモノ! 
当たり前です。 北欧にはシロアリがいないんですからね・・・・
もう笑ってしまいます。 いい加減にしろっつーの! 
おまけに床暖房。 これはもう笑いごとではすみません。 
(あー、ついコーフンしてしまった)

世界のシロアリがいる地図を見てください。
ピンク色のところがシロアリの生息地です。 白色は無生息地。

  map_01.gif
 
ちょっとエラソーなことを言わせて貰えば建築工法って文化だと思う
のです。 北欧式建築工法は北欧という地域に建てるから正しいのです。 
北欧の気候風土だからです。 デンマークやスウェーデンならシロアリも
いないから土間床でもいいのです。

その国の(その地域の)気候風土を無視して家を建てると必ず破綻します。 

いい面を取り入れるのはいい。 でも、気候風土を無視しては絶対ダメ! 
家内の父上(大工)も生前こう言っていました。 
家はその土地の山で採れた木を使え、と。 その意味は、もちろん木は
呼吸して生きているからですね。 

ちょっと書いてるうちにコーフンしてしまいました。 
実は、先日こういう造りで羽アリが発生したお客様から電話をいただいた
からです。 更に断熱がスチレンフォームというもの。 
これも感心しません。 土間床と組み合わせると外壁の裏側全体が
シロアリの巣になる可能性が大だからです。

 H20,5,8,アンリ2 036.jpg
  (床下断熱材・発砲スチロールの内部の蟻道)

家は長く使うものです。 当然あちこち傷んできます。 
そのときメンテナンスしやすい造りにすべきだと思うのです。 
家電品のように壊れたら修理する費用より新品を買ったほうが安上がり
というわけにはいかないですからね。

土間床はシロアリが発生すると駆除(メンテナンス)がとても困難です。 
スチレンフォームそのものに問題はなくても土間床と組み合わせると
困ります。 メンテを前提とした家、そういうことを最初から考えるべき
だと思います。 そのヒントや知恵は日本古来の家作りのなかにたくさん
あるのですから。

問題が起こったとき泣くのはお客様ですからね。
どーせ、なんやかんや言って逃げるのがハウスメーカーですから。 
皆さん、欠陥住宅を建てたからハウスメーカーが責任とって新しく家を
無償で建替えたなんて話聞いたことあります? 
ないでしょ。 つまり、泣くのはいつもお客様なのです。
(あー、またコーフンしてきた)

これ以上書くとバリゾーゴンになりそうなので止めます。
機会があったらもっと冷静に説明しますね。

(一部、不適切なことば使いがありましたが作者のアホさ加減に免じて
大目にみてくださるように)

それでは皆さん、ごきげんよう。 


 _羽アリの区別_NEW.jpg
(4月~6月は羽アリに注意してね)
(もっと詳細を知りたかったら私のホームページを参考に
してくださいね。全然更新していませんが・・・。
http://www.niigata-boucyu.com/ ) 


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怪獣ラドン?とコンクリートについて [シロアリとコンクリート]


皆さん、こんにちは。

突然ですが、ラドンというと皆さんは何を連想しますか?
私達の年代ではなんといってもゴジラの敵役の怪獣ラドンではないでしょうか? 
あるいは昔「ラドン温泉」なんてのがありました。

で、今日は怪獣ラドンの話ではなくコンクリートから出ている放射性ガスの
ほうのラドンについて書きます。 こっちのラドンは目に見えず無色無臭ですが、
その脅威は怪獣ラドンに負けない破壊力を持っています。 
しかし、それを気にしている人は日本では特に少ないようです。 マスコミでも
ラドンの情報などほとんど流されないので当然ですね。

もし、コンクリート住宅に住んでいる方で体調不調の人がいたら、それはラドン
のせいかもしれないですよ。 えーっ、それってどういうことって思われるでしょうね。 
では、このラドンという放射性ガスって一体どういうものなのか説明・・・・
と思いましたが・・・というより
私は専門家ではないので詳しくは下記のサイトを読んでくださいね。

 http://www.nagasaki-u.ac.jp/gakusai/who/1radon-gaiyo.pdf#search='

ラドン 放射性ガス'

で、これを吸い込むとどうなるか、というと・・・肺ガンになります。 
それはタバコに次ぐ肺ガンの発生原因として欧米では怖がられている
そうですよ。 

アメリカでの1万1千世帯の家屋内のラドン汚染の調査では・・・
「一日10本のタバコを吸うのと同じくらいのラドン汚染を、三分の一の
家庭で検出」したそうです。 
これは自然界で地中からも発生しているそうですが、問題は高気密住宅です。 
高気密であればあるほど濃度が濃くなり危険だからです。

ラドン汚染についての環境基準が日本ではまだ制定すらされていないので、
この「今、そこにある危機」についてはほとんどの人は知らないと思います。 
特にセメント板はケタはずれのラドンを放出しています。 

危険の目安としては100Bq(ベクレル)/㎥の濃度のラドンを吸うと「胸部X線撮影」
を200回受けるのと同じリスクだそうです。 
その場合の肺ガン死亡率は1000人当たり3~30人だそうです。  
これはスウェーデンでは「自動車事故の年間死亡リスクと同じ」だそうです
・・・・というような説明でもねえ・・・

もっとも100Bq(ベクレル)/㎥なんていわれても、それ何?って思って
しまいますが。 
まあとにかく、ラドンって誰も知らないけど怖いものらしい、ということだけでも
知っていただきたいです。
 
私はこれまでコンクリート多用の住宅は、シロアリを呼び込むからとか湿気を
集めるとかが理由で否定的なことを書いてきましたが、
ホントはこのラドンも大きな理由です・・・・・てなことを学者でもない私が言っても
説得力はないですよね。 おまけに私はヘビースモーカーですから尚更ですね。 

でも皆さん、ラドンという放射性ガスだけでも覚えておいて損はないと思いますよ。

それでは皆さん、ごきげんよう。

 

 (この写真は本文とは無関係です。 前回紹介しようとして忘れていたので
唐突ですが載せました。 基礎のひび割れの真上の土台の部分がなんか
ヘンですよね。 分かりにくい写真ですが、ひび割れの亀裂の隙間から
シロアリが登ってその部分の土台を食べているものです。 
つまり、シロアリはこういう亀裂が大好きです。 基礎のひび割れに注意して
くださいね。 機会があったらもっとわかり易い写真をおみせします。)


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しつっこく!シロアリはコンクリートが大好き! [シロアリとコンクリート]


皆さん、こんにちは。

しつっこいのは承知で昨日と同じテーマ、つまり「シロアリはコンクリート
大好き」ということで書いてみたいと思います。 
私としてはこの事実をなんとかして広くお伝えしたいからです。 

で、食傷気味かもしれませんが再び写真を見てくださいね。 
昨日の天井裏の事例よりは分かりやすいと思います。 
ほとんど説明は不要と思います。 

 

この写真は某事務所トイレですが、私はファミリーレストランのトイレで、
よくこの写真のような光景を目にします。 たぶんお店の人は単なる腐れ
だと思っている気がします。 

レストランやラーメン屋さんとかいわゆる食堂のトイレや厨房で「木製の柱が
コンクリートに埋まっているつくり」の場合はこのようなシロアリが侵入して
いるケースは珍しくないようです。

経営者、あるいは従業員の方に
「今まで羽アリが出たことないですか?」とお聞きすると、ほとんどの人が
「そういえば数年前に見たことがありますよ。 ああ、あれってシロアリ
だったんですか」と応えます。 
別のハムシかなんかの昆虫だと思っている人がとても多いようですね。 
被害が拡大しないのは、基本的にレストラン等は鉄骨のつくりが多い
からだと思います。

というわけで、昨日今日とコンクリートとシロアリの話ばかりでウンザリ
したかもしれませんね。 でも、これは私としては口をすっぱくして繰り返し
お伝えしたいことなので我慢してください。 
そして、ご自宅にこのようなつくりの部分がないかチェックすることを是非
お勧めします。 具体的には・・・・

  •  玄関の柱がコンクリートに埋まったつくりでないか?
  •  勝手口の柱の下部もそうなっていないか?
  •  ベランダ等に柱があったらやはりその下部はどうか?

もっとも最近は「柱を隠す」ようなつくりが多いのでちょっとチェックしにくい
と思いますがなるべく注意してみてくださいね。 

それでは皆さん、ごきげんよう。


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シロアリはコンクリートが大好き! [シロアリとコンクリート]


皆さん、こんにちは。

昔の写真を見ていたら、是非見ていただきたいのが何枚かありました。 
このブログで、シロアリはコンクリートの下が大好き!
あるいはコンクリートがシロアリを呼び込む可能性が強いことは何度か
お知らせしてきました。 でも、まだまだ、そうは思っていない方のほうが
大多数だと思います。 だから、しつっこくお知らせしたいのです。

個人的に私はこれから「コンクリートが原因のシロアリ被害」が拡大して
いくと予想しています。 正直言って頭の痛くなる予想です。 
それはコンクリートは外壁や木部と違って「硬い」からです。 その「硬さ」が
駆除作業では大きな障害になります。 
シロアリの侵入経路を発見するのもとても困難になります。 

そして、この「硬さ」がシロアリにとっては好都合になります。 
前にも書きましたが、シロアリにとってコンクリートは、頑丈で発見されにくい
シェルターみたいなものですからね。 
 
なにはともあれ写真を見てくださいね。 
これはシロアリの侵入経路がなかなか分からず、かなり苦労させられました。 
とても勉強にもなりましたが・・・。

これは一階と二階の間の空間部分です。 つまり天井裏です。 
なぜ天井裏かというと、二階の部屋から羽アリが発生したのに、床下には
蟻道(ぎどう)がなにもなかったからです。 
ふつうは二階から羽アリが出ても必ず床下に侵入道である蟻道があるはず
なのですが・・・。

困りはてて天井裏を調査したわけです。 
すると、ありました!蟻道が! この写真ではよくわかりませんよね。 
真ん中の筋かいの裏側にありました。

 

筋かいのアップです。 
くっついているのが蟻道です。その向こうの面は外壁の裏側になります。

 

さらによく見ると、奥のほうに「濡れた跡」がありました。 
つまり外壁の表のどこかに隙間があって、そこから雨水が浸入した跡です。 
こういう状態ですと、二階から羽アリが発生しても不思議ではないですね。 
シロアリにとって水分補給が簡単になりますからね。

 

で、問題は、一体どこからシロアリはどこから侵入したのでしょう? 
床下に蟻道はありませんでした。
ということは外壁? あるいは基礎? 外基礎は「化粧モルタル」で化粧されて
いましたので何箇所か化粧モルタルを剥がしてみよう・・・
ここが怪しい?(玄関の角です)


剥がしてみたら、ありました! 
やっと見つけた!

モルタルと基礎の間に蟻道が隠れていました。 

ちょっといろんな角度から写真を撮ったのでわかりにくいですね。 
でも、これでは何回床下調査をしてもわからないはずです。 
 
つまり、二階から羽アリが発生しても、侵入箇所がコンクリートの裏側なので「目視」
だけでは発見しようがないのです。 この場所を見つけるのにかなり苦労しました。 

そして、このような事例が最近増えています。 何回消毒してもなかなか羽アリが
止まらない場合は、このように侵入箇所の特定が難しいのが理由です。 
そこをなんとかするのがプロだろう? と言われそうですがほんとに駆除の難しい
ケースが増えています。 

 この、お宅の場合はシロアリ侵入の原因は・・・
 ① 外壁からの雨漏り
 ② 基礎の化粧モルタル 
 ③ 外基礎の外回りのコンクリート多用

・・・です。 そして最近は、この三つの条件がそろった家が増えています。 
つまり「つくり」ですね。

今まで何度か書いた「家を建てた瞬間に、その家に将来シロアリが発生するか
しないかが決まります」
という意味が多少でも分かっていただけたでしょうか。 

この「つくり」の問題は私達だけではどーにもならない、というのがホンネです。 
かっこいい家をつくりたいという気持ちはわかりますが、逆に言えば、このへんを
配慮するだけでシロアリを防ぐことは充分可能だと私は思っています。 

どうか皆さん、コンクリートの多用にはご配慮くださいね。

それでは皆さん、ごきげんよう。


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ベタ基礎について、目から鱗の・・ [シロアリとコンクリート]


皆さん、こんにちは。

このブログにたびたびコメントをいただいている、たいせい様のブログを
通して、とても参考になるブログを知ることが出来ました。 
下記のブログです。

これから家を建てることを計画している方や、べタ基礎や地盤改良に
関心のある方は特に目をとおすことをおすすめします。 私は目から鱗でした。
http://iehint.blog.drecom.jp/archive/45

それから(前にも紹介しましたが)たいせい様のブログも同様にとても
参考にさせてもらっています。
たいせい様のブログはこちらです。
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/

なぜ他人のブログを推奨するかというと、このふたつのブログには
それぞれの業界の「本質的なこと」が書かれてあると思うからです。 
もう正論で「ホンモノの情報」だと私は思っています。
 
そして、これはうまくいえませんが・・・実は下手をすると、自分の商売にも
差し支えるかもしれない正論です。 だって正論は業界を敵にまわすこと
にもなりかねないし、第一、業界からは嫌われることも往々にしてあるからです。 
だから、お二人の勇気には拍手を送りたい気持ちです。
  
実は、私は今みたいに床下がベタ基礎で一般化する前にその方面の
プロの方が何気なく言ったことばがズーッと気になっていました。 
その方のことばとは・・・・
「床下をコンクリートで固めるのはいろいろ問題があるんだよねぇ・・・・ 
一度、問題が起こると、どうしようもなくなるんだよな・・」・・・
たしか、そういったような内容でした。
 
当時、私はその問題がどういうことなのか?あまり関心もなかったので
聞き流していました。 しかし数年前に改築をしたいので大工さんを紹介して、
というお客様の依頼がきっかけで、少しだけ家作りの最初から関わる機会が
ありました。
 
そのときの所謂ハウスメーカーからのお客様への説明を聞いていて、
なんかヘンだなあ?と感じたことがあります。 
もうハッキリ言えば、この人たちは建築基準法とか住宅性能表示制度とか
瑕疵保証制度を「悪用」しているのでは?と感じたのです。 
そのときの、お客様とハウスメーカーのやりとりの詳細は省きますが
直感的な印象です。
(もちろん、そうでない良心的なハウスメーカーの人もたくさんいると思います
ので一概にはいえないことですが。)

そうこうしているうちに、先ほどの「その方面のプロの方が何気なく
言ったことば」が思い起こされてきました。 そして、その問題とはこういうこと
だったのかもしれない・・・と、なんとなく符号してきたようです。 
とくにそのハウスメーカーの人のベタ基礎の説明はかなり疑問でした。
 
よーするに・・・
「あんたが何を言っても、これは法律で義務づけられたことなんだから、
言うことを聞け!」的な態度でした。 

私は当時「ベタ基礎はいいことだ」。あるいは「ベタ基礎をやってマイナスな
ことはひとつもないはずだ」と思っていましたから、その法律を盾にした
強圧的な態度には逆に違和感を覚えました。 
同時にこれは裏になにかあるかも?と勘ぐりたくなってしまいました。

・・・・というような今までの漠とした疑念の理由が、上記のブログで
氷解しました。 私にとっては、やっぱりというか目から鱗の内容でした。 

それにベタ基礎が次世代の施主のことを考えると、重大な環境面の
問題があることも初めて知ることができました。 
こういうのを「ホンモノの情報」というのではないでしょうか。 
私達の周りの情報は、ほとんどが「売らんがな情報」ですからね。

それから山形の柿崎様、何の面識もないのに勝手に紹介してごめんなさい。 
文句があったら、こんないいブログを紹介してくれたたいせい様に言って
くださいね(笑)

それでは
皆さん、ごきげんよう。  


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コンクリートへの過信 [シロアリとコンクリート]


皆さんこんにちは。

ちょっとパクリですが、ある本からの抜粋を読んでくださいね。 
これは法隆寺の宮大工棟梁、故・西岡常一翁の語っていたことばです。




「・・・・木を横にして。 それはもうだめ。 これをややるから20年しか
もちません。 木を横に置くのは一番腐りやすい。 結局水を含んだとき、
木が縦にあると水が縦に動きますので乾きやすい。 横にしてあると乾きません。 
それで早く腐るんです。 (中略) 
コンクリートは固まってあるためには水分をどっさり含んである。 
その上に木を横にしてあるから土台がすぐに腐ってしまう。 シロアリが湧く、
こうゆうことです。 耐用年数が非常に短い。(中略)
床下は土をつき固めておくのがよいでしょう。 土も生きているし木も
いきているのやよって。
 自然に授かった命を生かすように。 
セメントは水分を呼び、シロアリの温床になるのではないかと
思います。」

コンクリートはそうもつものではありません。 あんなたくさんのビルが
ダメになったとき捨て場にこまりますやろ。 それに木は植えとけば大きく
なりますけど、コンクリートは育ちませんわ」
「けやきは強度はあるけど耐用年数は短く弱いですな。 ま、800年
くらいです・・・・」


皆さんはコンクリート住宅と木造住宅はどっちが長くもつと思いますか?
素朴に考えればコンクリートだと思いませんか。 私もそう思っていました。 
でもいろいろ調べたら正反対の結果が。 
実際は木造住宅のほうが圧倒的にもつんですよ。 だってコンクリートの
寿命はせいぜい40~60年くらいでしょ。 木は100年~200年は平気です。

但し、それには西岡氏のように「木の性質を熟知して、その強みを最大限引き
出す知恵と経験」が必要ですが、残念ながらもう「木を見る」ことのできる
大工さんは、絶滅しかかっています。 
すごくもったいない、と私は思ってしまいます。 

コンクリートには健康上も大きなデメリットがあります。 
それはラドンガスの問題です。 冷輻射の問題もあります。 
 ・・・・といっても何のこと? と思われるかもしれませんね。 
これらの問題についてはマスコミでもほとんど取り上げられることは
ないようです。 機会があったら説明しますね。

とにかくコンクリート過多の住宅は、一見カッコよく見えても決して
いいものではないことを知っていただきたいのです。 

それでは皆さん、ごきげんよう。
(パクリは楽だなあ。でも考えさせられるでしょ)

 (写真は地元の銘木です。樹齢ン百年だったかなあ?)

 


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シロアリとベタ基礎・・・続き [シロアリとコンクリート]


皆さんこんにちは。

実は昨日の「シロアリとベタ基礎」は書きかけで「下書きに保存」して
おいたつもりでしたが操作ミスで「公開」になっていてビックリしました。 
パソコン音痴の自分が情けない!

・・・という愚痴はともかく、今日はその続きということで・・

まず、最近撮った写真をざっと見てくださいね。











ここまでは同じ家の床下です。 築7年だそうです。 
結構、名の知れたハウスメーカーで建てました。 勿論コンクリート内部には
鉄筋もちゃんと入っているそうです。

次の2枚は築30年くらいの別の家です。 基礎に亀裂がハッキリ!
こういう亀裂をシロアリは異常に好みます。 覚えておいてくださいね。


案の定、大引きがやられていました。 
(残念ながら侵入箇所は撮ることができませんでした。)

最初の4枚の写真の亀裂を見てどう思いますか?
なんだあ、大したことないじゃん! と思いますか。 
実はこれはとても危険です。 「髪の毛のように細い亀裂」でも
コンクリート内部までしっかり裂けているからです。
 
昨日は「コンクリートの下はシロアリにとって最高に居心地の
いい環境」
と書きました。 
居心地のいい環境ですから当然シロアリは集まってきます。 
そして、そこに亀裂があれば・・・・・シロアリになって想像してみて
ください・・・凄くいいですよね。

だってコンクリートの亀裂を利用して蟻道をつくるのも簡単です。 
それに狭い亀裂ですから天敵である他の昆虫(カマドウマ・ムカデ・
ゲジ等)からも容易に身を守れます。 
もう、安心して土台へ一直線です。

怖がらせるつもりはないのですが「コンクリートのベタ基礎はシロアリに
とっては諸刃の剣」
ということを分かっていただきたいのです。  
場合によっては逆に「コンクリートがシロアリを呼び込んでしまう」ことも
ありますからね。
決して安心はできないのです。

最初の4枚の写真は最近、庭のガーデニング材(木製)がシロアリでボロボロ、
現物もたくさんいたというので連絡をいただいたときのものです。 
幸いまだ床下室内には侵入していませんでした。 
しかし、そのガーデニング材が外基礎から1メートル強のところにあったのが
気がかりです。 もっと(2~3メートル)離れていればまあ、あわてることも
ないのですが。 ちょっと心配なケースです。

 そういえば今朝のスーパーモーニング
「悪夢のマイホーム!!悲惨”シロアリの館”」での事例もシロアリ侵入は
「ベタ基礎の亀裂」「雨漏り」が原因と報道していました。 
出かける途中だったので最後まで見れませんでしたが、たぶんこの方を
取材したのでは、と思っています。 前にも紹介しましたが。 
ほんとにお気の毒です。
http://www.geocities.jp/volkshausa/index.html 

最近、床暖房が流行っているようです。
床暖房も注意しないと「シロアリを呼び込む要因」になってしまいます。
前から気になっていました。 
だって、一年中床下が暖かくて快適であれば・・・・
どうですか、あなたがシロアリなら嬉しいですか? 
そりゃあハッピーですよね。 シロアリは寒さが苦手ですから。
(ちなみにシロアリは気温6度以下だと休眠します。 休眠とは冬眠ではなく
活動停止の状態です。)

前にTVで鼠駆除業者が新人に「鼠の気持ちになって調べろ!」と教育して
いたのを思い出しました。 同じことがシロアリについても言えると思います。

 もし、あなたが「か弱く、寒がりのシロアリ」だったら、どんな家のつくりが
嬉しいでしょうか? ちょっとだけシロアリの気持ちになって想像してみて
くださいね。 「ベタ基礎」「床暖房」もシロアリにとってはとてもハッピーな
環境であることがわかると思います。

ということで、皆さん参考になったでしょうか。
それではごきげんよう。

 


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