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シロアリの基礎知識⑥ シロアリは鳴く? [シロアリ]


皆さん、こんにちは。

この間の日曜日(6月17日)に施工させていただいたお客様。
なんと「シロアリの鳴き声」を聴いたそうです。 もちろん羽アリが浴室から
大量発生したので、シロアリの存在に気づいたのですが、「シロアリの鳴き声」
柱から聴こえたとおっしゃっていました。 それも何回もです。 
これは滅多にできない貴重?な経験です。 

そこで今回は・・・


  • ①お客様
    「シロアリの声を聴いたのですが、シロアリって鳴くんですか?」
  • 答え 
    「確かに鳴きます。 ただし鳴くといってもそれは敵が近づいたときに
     発する警戒音です。 いつも鳴くわけじゃありません。」

     (シロアリの中の「兵隊アリ」だけが、外敵が身近に迫ってきたときに
      警戒音を発して本隊に危険を知らせます。 一種の通信手段ですね。 
      この音は兵隊アリの牙をこすり合わせることで音を出します。 
      昔、こういうお客様もいました。 深夜、寝ていたら畳の下から音が
      聞こえてきたので、シロアリに気づいたそうです。 稀にそういうお客様
      がいます。 気味が悪いでしょうね。 私たちも駆除中にシロアリの声は
      ときどき聴きます。 「カチャカチャカチャ・・・」という小刻みな連続音と
      いったらいいでしょうか。)


  • ②お客様
    「兵隊アリは数は多いんですか? それに人間に噛みついたりするん
     でしょうか?」
  • 答え 
    「シロアリ社会で圧倒的に多いのは働きアリです。 約8割が働きアリで
    兵隊アリは1割にも満たないようです。 シロアリ集団の中では「牙が
    茶色っぽい」ですから見れば分かると思います。 
    それから、いじると指などに噛みつきますが、牙といっても人間から
    みれば小さな牙ですから、痛くもなんともありません。 
    ちなみに兵隊アリの役割は、他の外敵からシロアリ集団を守ることです
    から木を食べることはありません。」

  • ③お客様
    「木を食べないとすると、どうやって栄養補給しているんでしょう?」
  • 答え 
    「働きアリが食べさせています。 つまり働きアリの排泄物を食べさせて
     もらっています。 これは女王・王様も同じです。 排泄物というとなんか
     汚い感じがしますが、シロアリにとっては噛み砕いた栄養食なのかも
     しれませんね。」

 



だいぶ以前に、シロアリの巣が他の凶暴なアリ集団から襲われ、必死で
兵隊アリが巣を守ろうと戦っている番組をみたことがあります。 
それはそれは悲惨で健気な戦いでした。 兵隊アリは次々に他の大きな
アリに頭を食いちぎられていきます。 でも少しもひるまず、まるで自爆する
ように戦いを挑んでいくのです。 見ていていつのまにか私はその大アリが
憎たらしく思えました。 

生物のサイクル、食物連鎖といえばそれまでですが・・・・
たとえば「野生の王国」的な番組でも傷ついた動物や子どもの動物が真っ先に
他のより大きな動物に襲われ、生きながら食べられてゆくシーンは見てられません。 
それをナレーションが淡々とこれも「自然の摂理」的な説明をしますが・・・・
こんなとき神様に疑問を覚えてしまいます。 神様に怒りを覚えます。 
自然の本質は「弱肉強食」なんでしょうが・・・やっぱり嫌ですね。 
どーしても納得できません。 

(・・・とは言いつつ、ではシロアリを駆除しているお前は? シロアリを毎日大量
 虐殺しているお前は?・・・といわれそうですね。)

写真はシロアリの声が聞こえてきた柱です。)

(内部が完全にスカスカになっています。 こういう箇所を突っついたり刺激を
 与えると内部の兵隊アリが{声・警戒音}で反応することがありますよ。)

それでは、皆さんごきげんよう。

 


5~6月は羽アリの発生する時期です。 もし心配なことがありましたら下記の
ホームページを参考にしてくださいね。 羽アリの時期が終わるまでは載せて
おきますので。

http://www.niigata-boucyu.com
 です。 
それでも判断できなかったら下記へメールしてください。 
shiroari@fc5.so-net.ne.jp  です このブログのコメントからでも
けっこうです。 
私は新潟県人ですので、実際の施工は新潟県以外には対応でき
ませんが、アドバイスだけは精一杯させていただきます。

 



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コメント 2

りんごあめ

弱肉強食の件、胸にずしーんと来ました。
私は生物専攻だったこともあり、弱肉強食は当たり前のことで、そうやって自然はバランスをとっている、うまい仕組みだな、くらいにしか思っていないのです。ただ子供はそうもいかず、ウサギが子育て中の狼に食べられる姿を見て、かわいそうといって泣きます。
私は、どうやって弱肉強食の仕組みを教えようかとしか考えてなかったんですけど、かわいそうと思うその気持ちを大事にしてあげていいんだなって気づきました。
シロアリを駆除しているTOYOさんは、矛盾だと思いながら、自分の気持ちを大切になさってる。
子供に正しい教育をしているつもりで、子供の感性を否定してたんだなと教えていただいた気持ちです。
長くなってごめんなさい。自分のblogに書くべきだったかもしれません。でも感謝を伝えたくて。ありがとうございます。
by りんごあめ (2007-06-22 10:28) 

toyo

「ウサギが子育て中の狼に食べられる姿を見て、かわいそうといって泣きます。」
なんて素敵で!素直で!可愛い!こどもさんでしょう!
この狂った時代に咲く可憐な花の子どもを、私たち大人は死守する義務があると思っています。とはいっても優しさだけでは生きてゆけませんしね。でも、そういう感性は大人になっても無くしたくないですよね。
私のほうが感動させられました。ほんとにありがとうございました。
by toyo (2007-06-22 19:11) 

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